50代になってから、いわゆる「マッチングアプリ」を使うことになるとは正直思っていませんでした。
マッチングアプリというと、20代や30代が恋人を探すために使うもの。
そんなイメージが強かったからです。
実際、以前ほかのマッチングサービスを少し見たことがあったのですが、表示されるのは自分よりかなり若い人ばかり。
プロフィールを見るだけでも、
「ここは自分のいる場所じゃないな」
と感じてしまいました。
そんなときに知ったのが、50代以上の出会いを前面に打ち出している「ハハロル」です。
50代や60代からの恋活・婚活、再婚などを想定したサービスということで、
「これなら同じくらいの年代の人と自然に話せるかもしれない」
と思い、試してみることにしました。
結果から言うと、実際に女性とマッチングし、メッセージを重ねたあと、休日にお茶をするところまで進みました。
ただし、使ってみて感じたのは、
50代向けだからといって、何も考えず安心して使えるわけではない
ということ。
プロフィールの見極めや、メッセージ中の違和感にはある程度気をつけたほうがいいです。
今回は、50代男性の私がハハロルを使い始めてから、女性と実際に会うまでの流れを詳しく紹介します。
目次
ハハロルを使おうと思ったきっかけ

ハハロルを始めた一番の理由は、
これからの人生を一緒に楽しめる相手がいたらいいな
と思うようになったことです。
若いころのように、
「とにかく恋人がほしい」
という感覚とは少し違います。
50代になると、生活のペースもある程度固まっています。
仕事もありますし、自分の趣味もあります。
だからこそ、毎日ずっと一緒にいる関係というより、
一緒に食事をしたり、
休日に出かけたり、
旅行に行ったり、
何気ない話をしたりできる相手がいたらいい。
そんな気持ちがありました。
とはいえ、この年代になると新しい出会いは驚くほど減ります。
職場で出会いを探すのも現実的ではありません。
友人から紹介してもらえる機会も昔ほどありません。
そこでマッチングサービスを調べている中で見つけたのがハハロルでした。
「50代向け」というだけでかなり入りやすかった

実際に使ってみて最初に感じたのは、
年齢を気にしなくていいのが楽
ということでした。
これは思っていた以上に大きかったです。
一般的なマッチングアプリでは、50代というだけで少し肩身が狭いように感じてしまうことがあります。
しかし、ハハロルはそもそも50代以上の利用を強く意識したサービスです。
プロフィールを見ても、
50代前半。
50代後半。
60代。
と、自分に近い年代の人が普通に表示されます。
それだけでかなり安心感がありました。
「自分だけ年齢が高い」
という感覚がありません。
プロフィールの内容も、若い世代のマッチングアプリとは少し違う印象を受けました。
「休日はカフェ巡りをしています」
という人もいれば、
「子育ても一段落したので、これから自分の時間を楽しみたいです」
「一緒に旅行へ行ける人を探しています」
「再婚を急いではいませんが、気の合う方と出会えれば」
といった人もいます。
単純に恋人を探しているだけではなく、
人生の後半を一緒に楽しめる相手を探している
という雰囲気の人が多く、個人的にはかなり共感できました。
プロフィール作成で少し悩んだ

登録して次に困ったのが、自己紹介です。
50代の男性が、
「はじめまして!よろしくお願いします!」
だけでは、さすがに何も伝わりません。
かといって、仕事や経歴を長々書くのも違う気がします。
そこで私は、
仕事について簡単に触れる。
休日の過ごし方を書く。
食事や旅行が好きだと書く。
まずは気軽に話せる相手を探していると書く。
という形にしました。
写真も少し悩みました。
昔の写真を載せるのは違いますし、証明写真のような硬い写真も嫌です。
結局、比較的最近撮影した、自然に笑っている写真を使いました。
ここはかなり重要だと思います。
プロフィールを見ていると、写真が暗かったり、顔がほとんど分からなかったりする人もいました。
自分自身がそうしたプロフィールを見て少し不安を感じたので、
自分が相手だったら安心できるプロフィールにしよう
と意識しました。
何人かプロフィールを見て、気になった女性にアプローチ

登録後、まずはどんな女性がいるのかプロフィールを見てみました。
その中で気になったのが、50代半ばの女性です。
プロフィールには、
子どもは独立している。
休日は友人とランチに行くことが多い。
温泉や旅行が好き。
美味しいものを食べるのが好き。
と書いてありました。
特別派手なプロフィールではありませんでした。
むしろ、それが良かったです。
写真もモデルのように完璧という感じではなく、普通に生活している人という印象。
自己紹介文を読んでも、
「無理なく自然に話せる方と出会えたら」
という雰囲気が伝わってきました。
私自身も旅行や食事が好きだったので、
「話が合いそうだな」
と思ってアプローチしてみました。
翌日、マッチングしていた
翌日にアプリを開くと、その女性とマッチングしていました。
50代になっても、
マッチングした瞬間は普通にちょっと嬉しいです。
とはいえ、ここから困ります。
最初のメッセージです。
若いころなら勢いで送れたかもしれません。
ただ50代になると、
「馴れ馴れしすぎないほうがいいかな」
「でも堅すぎるのも変だな」
など余計に考えてしまいます。
結局、
プロフィールを見て旅行が好きというところに共感したこと。
自分も温泉旅行が好きなこと。
最近どこかへ行ったか。
という内容を送りました。
すると、その日のうちに返信がありました。
最初のメッセージは驚くほど普通だった
最初は、
「最近は○○温泉に行きました」
という話から始まりました。
私もその地域へ行ったことがあったので、
旅館や食事の話。
温泉の話。
旅行するときは車か電車か。
そんなやり取りをしました。
正直、
ものすごく普通です。
でも、この「普通」が個人的には良かったです。
マッチングアプリなので、もっと恋愛っぽいやり取りになるのかと思っていました。
実際には、
友人や知人と初めて話すときと、それほど変わりません。
むしろ50代同士だからなのか、
好きな食べ物。
旅行。
仕事。
休日。
子ども。
健康。
など、自然に話せるテーマがたくさんありました。
同世代だからこそ話しやすい
数日メッセージをしていて感じたのが、
同じくらいの年代だと説明しなくても通じることが多い
ということです。
例えば昔流行った音楽。
テレビ番組。
旅行先。
仕事に対する考え方。
若いころの話。
こうした話題が自然につながります。
「それ分かります」
という場面が結構ありました。
これはハハロルのようなシニア・ミドル世代中心のサービスならではだと思います。
以前、年代が幅広いマッチングサービスを見たときは、
「50代の自分が話しかけてもいいのかな」
という心理的な壁がありました。
ハハロルでは、それをほとんど感じませんでした。
一方で、少し怪しいプロフィールもあった
ここは正直に書いておきます。
使っている中で、
「これはちょっと怪しいかも」
と思うプロフィールもありました。
例えば、
写真があまりにもモデルのように整っている。
プロフィールが極端に短い。
会話を始めてすぐ別の連絡手段に移ろうとする。
投資や副業などの話を出してくる。
こうした相手です。
私は、
少しでも違和感があれば無理にやり取りを続けない
ことにしました。
マッチングしたからといって、必ず会わなければならないわけではありません。
むしろ、実際に会うサービスだからこそ、慎重なくらいでいいと思います。
メッセージ開始から1週間ほどで「会ってみませんか?」
先ほどの女性とは、ほぼ毎日メッセージをしていました。
ただし、一日中連絡を取り合うほどではありません。
朝や昼に送れば、夜に返事が来る。
私も仕事が終わった後に返信する。
そんなペースです。
このくらいが自分にはちょうど良かったです。
そして1週間ほど経ったころ、
私から、
「もしご都合が合えば、今度お茶でもしませんか?」
と誘ってみました。
送信ボタンを押す前は、かなり迷いました。
久しぶりに女性を食事に誘うような感覚です。
少しして、
「ぜひ」
と返事が来ました。
初対面は、昼間のカフェにした
最初に会う場所はかなり考えました。
いきなり夜にお酒を飲むのは、相手も警戒すると思います。
長時間の食事も、もし話が合わなかった場合に気まずいです。
そこで、
休日の午後に駅近くのカフェ
にしました。
今振り返っても、これは正解だったと思います。
昼間。
人が多い。
駅から近い。
1時間程度でも自然に帰れる。
初対面にはちょうどいい条件です。
待ち合わせ前は思った以上に緊張した
待ち合わせ当日。
約束の15分前には駅に着いていました。
かなり早いです。
でも落ち着きませんでした。
「写真と全然違う人だったらどうしよう」
という気持ちもあります。
同時に、
「向こうも同じことを思っているだろうな」
とも思いました。
50代になって、こんな緊張をするとは思っていませんでした。
少し不思議な感覚でした。
実際に会った女性は「写真より普通」で安心した
待ち合わせ場所に女性が来ました。
最初の印象は、
良い意味で普通。
でした。
写真よりものすごく若いわけでもありません。
かといって、全然違う人でもありません。
プロフィール写真を見たときの印象とほぼ同じでした。
それだけで少し安心しました。
「はじめまして」
と言って、そのまま近くのカフェへ。
最初の10分くらいは、やはり少しぎこちなかったです。
メッセージで話していた内容があるから会話には困らなかった
ただ、これはマッチングアプリの良いところだと思います。
初対面なのに、
すでに相手のことを少し知っています。
旅行の話。
仕事の話。
食べ物の話。
休日の話。
メッセージでやり取りしていた内容があるので、話題には困りません。
「この前言っていた温泉って……」
というように話を始められます。
そこから話が広がって、
最近行った旅行先。
子どもが独立したあとの生活。
仕事をいつまで続けたいか。
これからやってみたいこと。
などの話になりました。
意外と深い話まで自然にできました。
50代のデートは、若いころとはかなり違う
実際に会って感じたのは、
若いころのデートとは目的が少し違う
ということです。
20代のころなら、
相手が自分をどう思っているか。
付き合えるのか。
見た目が好みか。
といったことが気になったと思います。
今回一番気になったのは、
「この人と長時間一緒にいて疲れないか」
でした。
沈黙があっても気まずくない。
無理に盛り上げなくてもいい。
考え方が極端に違わない。
食べ物の好みが近い。
会話のテンポが合う。
そうしたことのほうが重要に感じました。
50代の出会いでは、
ドキドキする相手というより、一緒にいて落ち着く相手を探している人も多いのではないか
と思います。
気づけば2時間近く話していた
最初は1時間くらいで帰るつもりでした。
ところが気づけば、2時間近く経っていました。
旅行の話から、
「今度○○にも行ってみたいですね」
という話も出ました。
もちろん、この段階ではまだ付き合うとか、そういう話ではありません。
ただ、
「また会ってみたいな」
とは思いました。
帰り際に、
「今日はありがとうございました」
と挨拶をして別れました。
その日の夜、
「今日はありがとうございました。楽しかったです」
とメッセージを送りました。
相手からも、
「私も楽しかったです。またお話ししましょう」
と返事が来ました。
正直、かなり嬉しかったです。
その後も連絡は続いている
初対面のあとも、メッセージは続きました。
以前より少しくだけた内容になりました。
今日食べたもの。
仕事であったこと。
テレビで見た場所。
休日の予定。
そういった何気ない内容です。
まだ「交際しています」と言える段階ではありません。
ただ、次に食事へ行く話もしています。
50代という年齢もあり、
お互いに焦って関係を決める必要はないと思っています。
まずは何度か会って、
一緒にいて楽しいか。
価値観が合うか。
少しずつ知っていければいい。
今はそんな感覚です。
実際に使って感じたハハロルの良かったところ
使ってみて一番良かったのは、やはり、
同世代との出会いに集中できること
でした。
50代になって一般的なマッチングアプリに入ると、それだけで年齢が気になることがあります。
ハハロルでは、
「50代でマッチングアプリを使うのは変ではない」
と思えます。
これはかなり大きいです。
また、恋人や結婚相手だけではなく、
「まずは話せる相手がほしい」
「休日に出かける相手がほしい」
「再婚も考えている」
など、それぞれ違った目的を持っている人がいるのも印象的でした。
若い世代の恋活とは少し違う、落ち着いた出会いを探しやすいと思います。
気になったところもある
一方で、誰にでもおすすめできるとは思いません。
先ほども書いたとおり、
「ちょっと怪しいな」
と思うプロフィールやメッセージもありました。
特に、
すぐにLINEなど外部サービスへ移動しようとする。
会ったこともないのに妙に好意的。
お金や投資の話をする。
プロフィール写真が極端に不自然。
こうした場合は慎重になったほうがいいと思います。
私は、
ある程度アプリ内でやり取りする。
急いで個人情報を教えない。
初回は昼間の人が多い場所で会う。
ということを意識しました。
これはハハロルだけではなく、マッチングサービス全般で必要だと思います。
50代でマッチングアプリを使うのは恥ずかしい?
始める前は少し思っていました。
「50代にもなってマッチングアプリってどうなんだろう」
と。
でも実際に使ってみると、その考えはかなり変わりました。
考えてみれば、50代だからこそ出会う機会が少ないのです。
職場。
友人。
地域。
自然に知り合える範囲には限界があります。
だったら、
同じように新しい出会いを求めている人が集まる場所を利用する
というのは、むしろ合理的だと思います。
今回実際に女性と会って、
「こういう出会い方も普通なんだな」
と思えるようになりました。
ハハロルはこんな50代男性に向いていると思う
実際に使ってみて、ハハロルは、
若い女性と出会いたい人より、
同年代の女性と自然な関係を築きたい人
に向いていると思います。
また、
いきなり再婚を決めるのではなく、
まずは食事やお茶を楽しめる相手がほしい。
休日を一緒に過ごせる人がほしい。
旅行へ行けるパートナーがほしい。
そんな人には使いやすいと思います。
逆に、
登録したらすぐに恋人ができる。
すぐに女性からたくさん連絡が来る。
というものを期待すると、少し違うかもしれません。
50代の出会いだからこそ、
焦らず相手を知っていく姿勢
が大事だと感じました。
まとめ|50代でも、新しい出会いは意外と普通に始まった
今回、ハハロルを使って一番印象に残ったのは、
50代になってからでも、出会いの始まりは若いころとそれほど変わらない
ということでした。
プロフィールを見て、
少し気になって、
マッチングして、
メッセージをして、
会う約束をする。
そして待ち合わせ場所で少し緊張する。
流れそのものは昔の恋愛とあまり変わりません。
違うのは、お互いに人生経験を積んでいることです。
だからこそ、
相手の生活を尊重したい。
無理をしたくない。
一緒にいて疲れない関係がいい。
そんな気持ちが以前より強くなっていました。
私自身、始める前は、
「本当に50代で出会えるのかな」
と半信半疑でした。
しかし実際に女性と会ってみると、
50代だから遅いということはまったくありませんでした。
もちろん、アプリなので相手を見極める慎重さは必要です。
それでも、
普段の生活ではなかなか新しい人と知り合えない。
同年代の女性とゆっくり関係を築いてみたい。
そう感じている50代男性なら、一つの出会い方として試してみる価値はあると思います。
少なくとも私は、久しぶりに、
「次の休日が少し楽しみだな」
と思えるようになりました。
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