リジョブというと、美容師やエステティシャン向けの求人サイトというイメージを持っている方も多いかもしれません。
しかし実際には、柔道整復師や鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師など、治療系職種の求人も掲載されています。
今回私は、アプリではなくWEB版のリジョブから会員登録し、柔道整復師の求人を検索。いくつかの求人を比較したうえで実際に応募し、転職後は整骨院で柔道整復師として働きました。
この記事では、応募・面接で感じたことに加えて、実際に働き始めて分かった職場の雰囲気や仕事内容、転職して感じたメリット・大変だった点までまとめています。
「リジョブの治療系求人は実際どうなの?」「柔道整復師の転職にも使いやすい?」「求人票と実際の職場にギャップはない?」と気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
リジョブとは

リジョブは、美容・ヘルスケア・治療などの業界を中心に求人を掲載している求人・転職サービスです。
美容師やネイリスト、エステティシャンなどの美容系職種だけでなく、リラクゼーション分野では整体師やセラピスト、治療分野では、
・柔道整復師
・鍼灸師
・あん摩マッサージ指圧師
などの求人も探すことができます。
実際、リジョブのWEB版の会員登録画面では、「美容」「リラクゼーション」「治療」などのカテゴリーに分かれて職種を選択でき、「治療」には柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師が用意されています。
私もリジョブという名前自体は以前から知っていましたが、美容系の求人サイトという印象が強く、治療院や整骨院などの転職にも使えることは、今回実際にサイトを利用して初めて知りました。
リジョブを利用しようと思ったきっかけ
今回リジョブを使ってみようと思った理由は、治療系の求人を探す際に「一般的な転職サイトと専門求人サイトでは、どれくらい違うのか」が気になったからです。
一般的な求人サイトでも「柔道整復師」と検索すれば求人は出てきます。
ただ、実際に求人内容を見ていると、
「接骨院なのか整形外科なのか」
「施術中心なのか店舗運営にも関わるのか」
「どんな技術を身につけられるのか」
といった、この業界ならではの情報を比較したくなることがあります。
その点、リジョブは最初から美容・治療・リラクゼーションなどの専門職を中心に扱っているため、「治療系の求人を探すなら使いやすそう」と感じました。
治療系求人が独立したカテゴリーになっているのが良い
今回使ってみて一番印象に残ったのが、柔道整復師などがカテゴリーとして独立していることです。
求人サイトによっては、「医療」「介護」「福祉」「その他専門職」の中に治療系職種がまとめられていることもあります。
リジョブでは最初から、
柔道整復師
鍼灸師
あん摩マッサージ指圧師
を指定して検索できます。
サイト内でも、柔道整復師については骨・関節・筋・腱・靭帯などの損傷に対して手技などを用いる仕事、あん摩マッサージ指圧師については各種手技によって身体の変調を改善する施術者として説明されています。
最初から治療業界で働く人を想定してサイトが作られているため、「余計な求人を大量に見ながら探す」という感覚が少ないのは良かったです。
リジョブ経由で柔道整復師として働いてみた体験談
リジョブで見つけた整骨院に転職し、柔道整復師として働き始めました。
実際に働く前は、
「求人に書かれていた内容と本当に同じなのか」
「新しい職場に馴染めるのか」
「転職して後悔しないか」
という不安もありました。
ただ、実際に働き始めてみると、前職とは違う環境だからこそ学べることも多く、結果的には転職して良かったと感じています。
ここでは、柔道整復師として実際に働いて感じたことを中心に紹介します。
入社直後は覚えることが想像以上に多かった
柔道整復師としての経験があったため、転職前は
「施術経験があるから、そこまで苦労しないだろう」
と思っていました。
しかし、実際に働き始めてみると、同じ整骨院でも職場が変わればやり方はかなり違います。
患者さんを案内する流れや問診の進め方、施術前後の説明、カルテの書き方、予約管理など、細かい部分まで前職とは異なっていました。
施術についても、これまで自分が経験してきた方法だけでなく、その院独自の考え方や施術方針があります。
最初の数日は、
「前の職場では普通にできていたことなのに、また一から覚えるのか」
と少し戸惑いました。
特に忙しい時間帯は、患者さんへの対応だけでなく、周囲のスタッフの動きも見ながら仕事をする必要があります。
入社直後は自分のことで精いっぱいになり、帰宅するとかなり疲れていました。
1か月ほどすると仕事の流れが見えてきた
最初は覚えることばかりでしたが、1か月ほど経つと少しずつ院内の流れが分かるようになりました。
患者さんが来院してから施術を終えるまでの一連の流れや、自分がどのタイミングで何をすれば良いのかも自然と分かるようになってきます。
周囲のスタッフとも少しずつ話せるようになり、最初に感じていた緊張もかなり減りました。
特に良かったのは、分からないことをそのままにせず、先輩の柔道整復師に聞ける環境だったことです。
自分では正しいと思っていた施術についても、
「この患者さんの場合は、こちらからアプローチしたほうが良い」
とアドバイスをもらうことがありました。
経験者として入社したからこそ、これまでのやり方を一度見直す良い機会にもなりました。
同じ柔道整復師でも施術の考え方はかなり違った
転職して一番驚いたのは、職場によって施術に対する考え方がかなり違うことです。
前職では症状が出ている部位を中心に施術することが多かったのですが、新しい職場では身体全体の状態を確認しながら原因を考える場面が増えました。
たとえば腰の痛みを訴えている患者さんでも、腰だけを見るのではなく、
姿勢
骨盤の状態
股関節の動き
日常生活での身体の使い方
なども確認します。
もちろん患者さんによって対応は異なりますが、
「痛い場所だけを見るのではなく、その原因まで考える」
という意識が以前より強くなりました。
柔道整復師として働いた経験があっても、環境が変わればまだ知らない考え方がたくさんあると実感しました。
技術研修が仕事への刺激になった
新しい職場では、施術技術について学ぶ機会もありました。
研修では手技だけでなく、
なぜこの施術を行うのか
どのような患者さんに適しているのか
どのように身体の状態を判断するのか
といった考え方まで教えてもらいます。
前職では日々の業務に追われ、
「もっと技術を勉強したい」
と思いながらも、なかなか時間を作れていませんでした。
転職後は、仕事の中で新しい知識に触れる機会が増えたことで、自然と柔道整復師としての仕事に対する興味も戻ってきました。
患者さんの身体を触ったときに、
「以前ならここまで考えていなかったな」
と思うこともあります。
単純に勤務先が変わっただけですが、自分の仕事への向き合い方まで変わった感覚があります。
患者さんからの一言が一番うれしかった
働き始めてしばらく経ったころ、腰痛で通院していた患者さんを担当しました。
最初は身体を動かすだけでもつらそうで、施術中もかなり慎重に対応していました。
何度か施術を担当するうちに少しずつ状態が良くなり、ある日、
「最近、朝起きるときが楽になった」
と言ってもらえました。
柔道整復師として働いていると、忙しさや業務に追われてしまうこともあります。
ただ、こうした言葉を直接聞けると、
「この仕事をやっていて良かったな」
と改めて感じます。
転職して新しい環境に慣れるまでは大変でしたが、この瞬間にかなり気持ちが楽になりました。
前職よりプライベートの時間を作りやすくなった
転職して良かったと感じたのは、仕事内容だけではありません。
働き方についても変化がありました。
以前の職場では、仕事が終わる時間が日によって変わることがあり、帰宅後は食事をして寝るだけという日も少なくありませんでした。
新しい職場では業務の流れが比較的整理されていて、以前より帰宅後の予定を立てやすくなりました。
その時間を使って施術について勉強したり、仕事とは関係なくゆっくり過ごしたりすることもできています。
転職前は給与や仕事内容ばかり比較していましたが、実際に働いてみると、
「仕事以外の時間を確保できるか」
もかなり大切だと感じました。
もちろん転職して大変になったこともある
転職して良かったことばかりではありません。
新しい施術方法を覚える必要がありますし、院の方針に合わせる必要もあります。
最初は患者さんとの関係もゼロから作らなければなりません。
前職では長く担当していた患者さんもいたため、ある程度信頼関係ができた状態で仕事をしていました。
転職すると、それが一度リセットされます。
また、新しい職場では求められるレベルが以前より高いと感じることもありました。
勉強することが増えた分、
「もっと覚えないといけない」
というプレッシャーを感じる日もあります。
それでも、同じ環境で何となく仕事を続けていたころと比べると、今のほうが前向きに働けています。
転職して一番変わったのは柔道整復師としての意識
今回転職して一番大きく変わったのは、給与や勤務地ではなく、自分自身の意識でした。
前職では仕事に慣れすぎてしまい、毎日の業務をこなすことが中心になっていました。
転職後は、新しい施術方法を覚えたり、先輩からアドバイスをもらったりする機会が増え、
「もっとできるようになりたい」
と思うことが増えました。
柔道整復師という同じ仕事を続けていても、働く環境によってここまで仕事に対する感覚が変わるとは思っていませんでした。
実際に働いてみて転職して良かったと思う
新しい職場で働き始めた当初は、
「転職しないほうが良かったかもしれない」
と思った瞬間もありました。
慣れた職場を離れて、新しいルールや人間関係の中で働くのはやはり大変です。
ただ、しばらく働いてみると、新しい技術を学べることや、患者さんへの向き合い方が変わったこと、プライベートの時間を確保しやすくなったことなど、転職前にはなかった良さを感じるようになりました。
以前の職場にも良いところはありましたが、
「今の環境だからこそ成長できている」
と感じています。
転職すれば必ず理想の職場に出会えるとは限りません。
それでも、今の働き方に違和感を感じているなら、環境を変えることで柔道整復師として新しい発見があるかもしれません。
私自身、今回実際に働いてみて、
「同じ柔道整復師でも、働く場所によって仕事の楽しさはかなり変わる」
ということを強く実感しました。
リジョブはこんな人に向いていると思う

実際に利用した印象として、リジョブは特に、
柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師として転職したい人
治療院や接骨院などの求人をまとめて比較したい人
正社員だけでなくアルバイトや業務委託も含めて探したい人
転職時期は決まっていないが、求人情報を集めておきたい人
には使いやすいサービスだと思いました。
逆に、「この治療院に転職したい」とすでに応募先が決まっている場合は、その企業の採用ページから直接応募する方法も選択肢になるでしょう。
リジョブは、転職先がまだ決まっておらず、いろいろな求人を比較しながら候補を探したいときに特に便利だと思います。
まとめ|リジョブは治療系の転職先探しにも使いやすかった
今回は、WEB版のリジョブに会員登録し、柔道整復師の求人を探して、実際に応募・転職し、新しい職場で働くまでを体験しました。
利用する前は、リジョブに対して「美容系の求人が中心」というイメージを持っていましたが、実際に使ってみると柔道整復師をはじめとした治療系求人も探しやすく、勤務地や雇用形態、仕事内容などを比較しながら転職先を検討できたのが印象的でした。
また、実際に転職してみて感じたのは、同じ柔道整復師でも働く環境によって、施術に対する考え方や学べる技術、働き方は大きく変わるということです。
新しい職場に慣れるまでは覚えることも多く、大変だと感じる場面もありましたが、その一方で、新しい技術を学ぶ機会が増えたり、患者さんへの向き合い方を見直せたりと、転職したからこそ得られた経験も多くありました。
特に私の場合は、単に職場が変わっただけではなく、柔道整復師としてもう一度仕事に前向きに向き合えるようになったことが大きな変化でした。
もちろん、リジョブを使えば必ず理想の職場が見つかるわけではありません。求人情報だけで判断せず、応募後の面接などで仕事内容や勤務条件、研修制度、職場の雰囲気までしっかり確認することも大切です。
それでも、
「今の職場のままでいいのかな」
「ほかの整骨院ではどんな働き方ができるんだろう」
「柔道整復師としてもう少し成長できる環境に移りたい」
と感じているなら、一度求人を見てみるだけでも、自分の働き方を見直すきっかけになると思います。
私自身も、最初は軽い気持ちで求人を見始めましたが、それが結果的に新しい職場や働き方を知るきっかけになりました。
柔道整復師として転職を考えている方にとって、リジョブは選択肢の一つとしてチェックしておいても良い求人サービスだと感じました。
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