「再婚」「子持ち」「年齢の壁」──そんな理由で恋愛を諦めていませんか?
僕自身、離婚経験があり、子育ても落ち着いた今、「もう一度、誰かと人生を歩めたら」と思ったのが、マッチングアプリ『マリッシュ(marrish)』を始めたきっかけでした。
正直なところ、若い世代が多い恋活アプリでは年齢的に浮いてしまったり、家庭の事情を話すと距離を取られたりすることがほとんど。でも、マリッシュでは違いました。再婚に理解のある方、同じような境遇の方、人生経験を大切にしてくれる大人の出会いが、そこにはありました。
今回は、そんなマリッシュを実際に使って出会った女性との体験をもとに、さらに同じようにアプリを使って再出発のきっかけをつかんだ2人のリアルな声も交えてご紹介します。
「もう遅い」なんてことはありません。マリッシュは、“今だからこそ出会える関係”を求めるあなたに、ぴったりの場所かもしれません。
目次
マリッシュってどんなマッチングアプリ?
マリッシュは、一言で言えば「再婚や真剣交際を求める30代〜50代のための、落ち着いた大人向けマッチングアプリ」です。
僕が最初にマリッシュを知ったきっかけは、「再婚希望者が多いアプリ」としてネットで見かけたのが始まりでした。他のマッチングアプリでは年齢的に若干浮いてしまう感じがあったのですが、マリッシュではその逆。むしろ“今が人生の本番”という人たちが集まっている印象を受けました。
特徴的なのは、プロフィールに「再婚に理解がある」「子持ち歓迎」「シングルマザー/ファザーです」といった細かな設定ができること。さらに、そうした価値観を共有できる相手には「リボンマーク」が表示され、マッチングの前から“お互いの立場や考え方”が見えるようになっています。
実際に使ってみてまず感じたのは、「みんな落ち着いている」ということ。マッチングしても、いきなりテンション高くアピールしてくる人は少なくて、まずは丁寧な挨拶から、少しずつ距離を縮めていくようなやり取りが主流でした。これは他の恋活アプリにはなかなかない雰囲気です。
また、驚いたのが「音声通話機能(あんしん電話)」の存在。LINEなどを交換する前に、アプリ内で直接通話ができるので、顔写真だけではわからない人柄や声の雰囲気がわかって安心できました。特に僕のように過去の出会い系トラブルに敏感な人間には、こうした機能はかなりありがたかったです。
年齢層は30〜50代がメインで、婚姻歴がある人や、子どもがいる人も多く登録しています。もちろん初婚の人もいますが、共通しているのは「もう遊びの恋愛は終わり。これからは“生活”を一緒にできるパートナーがほしい」というスタンス。
派手さはないけれど、まるで“縁結びの神社のような場所”というか、人生の第2章を始めたい人にとっては、非常に居心地がいいアプリでした。
実際に使ってみた流れ
① 登録とプロフィール作成
登録は5分もかかりませんでした。特徴的なのは「リボンマーク」という、再婚や子持ちの方に理解がありますよ、という意思表示ができるアイコン。僕も迷わず設定。
プロフィールには「家族観」や「結婚歴」など、マリッシュならではの項目が多く、真剣に出会いを探している人が多いと感じました。
② 最初のマッチング
1週間以内に10件以上の「いいね」が届き、その中で気になったのがAさん(40代・会社員・シングルマザー)。同じように離婚を経験し、再婚に前向きという方でした。
③ メッセージと電話機能「あんしん電話」
マリッシュには「音声通話機能(あんしん電話)」があり、LINE交換をせずに会話ができるのがありがたかったです。Aさんとも電話してみましたが、落ち着いた話し方でとても好印象。
実際に会ってみた|大人同士の落ち着いた出会い
マリッシュを使い始めてから約2週間。何人かの女性とメッセージのやり取りをしていた中で、特に会話のテンポや内容がしっくりきたのが、Aさんという女性でした。40代前半のシングルマザーで、仕事は美容師。プロフィール写真は笑顔が素敵で、文章もとても丁寧。やり取りの中でも、子育ての話や仕事の苦労など、こちらのペースに合わせて自然に話してくれる方でした。
Aさんとは最初、マリッシュ内のメッセージ機能で5日間ほどやり取りを続けました。いきなり「会いませんか?」という流れにはせず、日常の話題を交換しながら、お互いの生活リズムや価値観をすり合わせていくような、落ち着いたやり取りです。
その後、「よかったら一度、声で話してみませんか?」と提案して、マリッシュの『あんしん電話』を利用して初通話。いきなりLINE交換を求める必要がないこの機能は、やっぱり心理的にかなり助かります。
初めての通話は、正直なところ、緊張しました。でも、Aさんの声は思っていた通り、落ち着いていて柔らかく、話し方も丁寧。美容師という職業柄、人とのコミュニケーションに慣れているのか、僕の話にも穏やかに耳を傾けてくれました。何気ない世間話から、離婚に至った経緯、再婚についてどう思っているか──深い話題にも自然に触れられたことが、信頼につながりました。
「近いうちに、実際にお会いしてみませんか?」
そんな提案がごく自然に出たのは、初通話から数日後。彼女も「ぜひ」と言ってくれて、最初の顔合わせは駅前のカフェに決まりました。夕方の時間帯、仕事帰りということもあり、ラフな服装での待ち合わせ。待っている間、正直ドキドキしましたが、約束の時間ぴったりに現れた彼女の姿を見て、なんだかホッとしたのを今でも覚えています。
写真よりも実物の方が、もっと自然体で魅力的。服装もシンプルで清潔感があり、何より笑顔がとても印象的でした。僕が「お疲れさまです」と言うと、「こちらこそ。今日来てくれてありがとうございます」と、まるで旧友にでも会ったかのような雰囲気で言ってくれて、一気に緊張がほぐれました。
カフェでは、お互いのことを少しずつ掘り下げながら、穏やかな時間を過ごしました。話題は子どもの話、仕事の話、休日の過ごし方。共通点が多いわけではなかったけれど、どんな話題も自然と広がっていく不思議な安心感がありました。特に印象的だったのは、Aさんがこう言ってくれたこと。
「正直、マッチングアプリって最初は怖かったんですよ。でも、メッセージのやり取りの中で、“この人は変に焦ってないな”って感じて、安心して会おうと思えました。」
僕も全く同じ気持ちでした。若い頃の恋愛のように、駆け引きや勢いに頼るのではなく、「この人と一緒にいると落ち着ける」と感じられることが、何より大事になってくる。そんな“大人同士の出会い”が、マリッシュではちゃんと叶うのだと、実感できた瞬間でした。
その日は1時間半ほど一緒に過ごして、駅で軽く挨拶をして別れました。別れ際、「今日はありがとう、また話せたらうれしいです」と彼女が言ってくれた一言に、心がじんわり温かくなりました。急激に距離を縮めるのではなく、少しずつ信頼を重ねていく──それが僕たちのスタイルなんだと感じました。
その後も、週に1〜2回ほどのペースでメッセージのやり取りを続けています。お互いの予定が合うときに2回目、3回目のデートを重ねる中で、「この人となら、無理のない関係を築いていけそう」と感じるようになりました。
もちろん、再婚に対してすぐに結論を出すつもりはありません。ですが、「もう一度、人を好きになれるかもしれない」と思わせてくれる出会いが、マリッシュには確かにありました。
他のマッチングアプリと比較して感じたこと
項目 | マリッシュ | 他の恋活アプリ(例:ペアーズ、タップルなど) |
---|---|---|
会員の目的 | 再婚・真剣な出会いが多い | 恋活・ライトな出会いが多い |
年齢層 | 30代〜50代中心 | 20代〜30代前半が中心 |
機能 | 音声通話「あんしん電話」、リボンマーク等 | メッセージ、通話機能は一部のみ |
コミュニティ | 再婚者やシンママ向けが豊富 | 趣味中心で多様 |
再婚歴や年齢に不安がある方には、マリッシュは“ぴったりの場所”だと感じました。恋愛ではなく、「生活を共にするパートナー」を探したい人向きです。
他の利用者の体験談
体験談①:Bさん(50代・事務職・離婚経験あり)
私がマリッシュに登録したのは、ちょうど50歳を迎えた頃。20年続いた結婚生活が終わり、子どもも独立して「これからの人生をひとりで生きるのか…」と漠然とした不安を抱いていた時期でした。
同年代の友人に勧められたのが、再婚向けに特化していると聞いた「マリッシュ」。正直、最初は不安もありました。年齢的に「誰も相手にしてくれないんじゃないか」と思っていたからです。でも、実際に始めてみると、同じように離婚や配偶者との死別を経験された方も多く、「共感から始まる出会い」があることを知りました。
プロフィールに「リボンマーク(再婚に理解があります)」を付けている男性が多く、やり取りもとても丁寧。私が最初にマッチングしたのは、53歳の会社員の方。趣味が合ったこともあり、やり取りは非常にスムーズでした。
何よりも驚いたのは、会話の中で“過去の話をしても引かれない”ことでした。前の結婚で経験したことや、子どもとの関係など、普通なら重く感じられる話題にも「ちゃんと聞いてくれる」「共感してくれる」人が多かったんです。私自身も、相手の人生に耳を傾けることが自然にできました。
その彼とは、登録から3週間ほどで実際に会いました。落ち着いたレストランでランチをし、初対面にも関わらず時間があっという間に過ぎていったのを覚えています。変に取り繕うことなく、素の自分でいられる時間でした。
結果的にその方とは今も連絡を取り合っていて、お互いの家を行き来するような関係になっています。再婚という形になるかはまだ分かりませんが、「この年齢でも、人生は変えられる」と思わせてくれたのがマリッシュでした。
体験談②:Tさん(40代後半・建設業・子持ちバツイチ)
離婚してから5年、子どもを男手ひとつで育てながら仕事に追われる毎日。再婚なんて自分には縁がないと思っていました。でも、子どもも成長して少し手が離れた頃、「もう一度、誰かと一緒に笑える日常がほしい」と思うようになったんです。
そんなときに見つけたのがマリッシュでした。
僕のようなシングルファーザーにも理解のある女性がいるのか半信半疑でしたが、マリッシュでは“子どもあり”をあらかじめプロフィールに表示できて、「理解のある方としかマッチしない」という仕組みがありがたかったです。女性から「私も子どもいます」「お子さんの年齢近いですね」といったメッセージが来ることに、最初は感動すら覚えました。
実際にマッチングして会ったのは、同年代の保育士の女性。彼女も離婚歴があり、息子さんを育てていました。最初のメッセージから温かく、話し方にも優しさがにじみ出ていて、実際に会ったときは“初対面”というよりも、ずっと昔から知っているような不思議な感覚でした。
彼女は「無理しないでいいから、子どもとの時間を大切にして」と言ってくれる人で、仕事と育児に追われる僕には本当に救いの言葉でした。デートも無理せず、たまに公園でコーヒーを飲むだけの時間でも、心が満たされていくのが分かりました。
マリッシュの良さは、“スペック”じゃなくて“人生の背景”を見てくれることだと思います。年収や外見を重視されがちなアプリではなく、「今までどう生きてきたか」「これからどう一緒に生きていくか」に目を向けてくれる場所。
今、彼女とは再婚を前提に、少しずつ家族ぐるみの付き合いを始めています。僕にとってマリッシュは、ただのマッチングアプリじゃなくて、“人生を立て直す第一歩”をくれた存在です。
まとめ|“再出発”を支えてくれる出会いアプリ
マリッシュを使って感じたのは、「過去があるからこそ、響き合える出会いもある」ということでした。
年齢や離婚歴、子どもの存在──それらを隠すことなく、むしろ“強み”として受け止めてくれる相手が、ここにはいます。僕自身、離婚という大きな節目を経験し、もう恋愛は二の次だと思っていましたが、マリッシュで出会った方々は「これまでの人生も含めて、あなたを知りたい」と真正面から向き合ってくれました。
そして、それは僕だけではありません。他の利用者の方もまた、同じように“静かな再出発”を叶えていました。派手さはないけれど、確かな信頼と共感でつながる関係──それこそが、マリッシュの魅力です。
これまでの人生に少し疲れた方、もう一度、誰かと温かい時間を分かち合いたいと思っている方には、マリッシュは間違いなく一歩を踏み出す価値のある場所です。
恋愛は、若さだけの特権じゃない。人生の“今”を受け入れてくれる誰かと出会いたいなら、マリッシュがそのきっかけになるかもしれません。