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【体験談】マッチングアプリでアメリカ人男性と出会って付き合ってみた感想

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「留学前に、英語での会話に少しでも慣れておきたい」
そんな気持ちから始めた、外国人とのやり取りができるマッチングアプリ。
最初はただの“英語の練習”のつもりで登録しただけ。
まさかその出会いが、人生初の本気の恋につながるなんて、思ってもいませんでした。

相手は、日本に住む20代のアメリカ人男性。
文化も言葉も違うけれど、毎日の会話を通して、少しずつ心の距離が近づいていって──
気づけば、英語も、恋も、自分自身も、大きく変わっていました。

マッチングアプリでアメリカ人男性に出会ったきっかけ

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私がそのアプリに登録したのは、完全に“英会話の練習目的”でした。
ちょうど大学での交換留学プログラムに申し込んだばかりで、もし受かったら半年後には海外生活が始まる。
英語はある程度勉強してきたけど、「じゃあ実際に外国の人とスムーズに話せるか」と言われると、自信がありませんでした。

留学先では友達も現地で作らないといけないし、授業も日常会話も英語づけ。
いきなりその環境に飛び込むのがちょっと怖くて、
「せめて今のうちに、英語圏の人とリアルなやり取りをしてみよう」と思いました。

そこで見つけたのが、自動翻訳機能がついていて、外国人とも気軽に話せるマッチングアプリ
「会うつもりじゃなくて、チャットの練習ができればいいや」と、軽い気持ちで登録してみました。

私は「Kiseki」というマッチングアプリをたまたま検索結果に出てきたので使ったんですが、自動翻訳機能付きのものであれば、他のマッチングアプリでも大丈夫かなと思います。

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でも、いざ始めてみると──自分から話しかける勇気が全然出ない。
相手が外国人だと思うと、変な英語を送ってしまわないか、誤解されたらどうしようって考えすぎてしまって。
結局、数日間はただ眺めているだけ。プロフィールの写真や自己紹介をスクロールするだけで終わっていました。

そんなとき、突然届いたのが、マイケルからの一通のメッセージ

「Hi! You look friendly. I’m new in Tokyo and just trying to meet people :)」

シンプルだけど、“私に向けて書いてくれた”と感じられるメッセージが嬉しくて、気づいたら「Hi!」と返していました。

この時点ではまだ、「ちょっと話して終わりだろうな」と思っていました。

マッチング後の実際のやり取り・会話内容

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マイケルとのやり取りが始まってまず驚いたのは、英語がちゃんと通じるという実感でした。
もちろん完璧じゃないし、何度もGoogle翻訳に頼ったけど、
それでも彼は一言一言を丁寧に読んで、意味を汲み取って、
ちゃんと“返事”をくれました。

最初のうちは、私は「練習だから…」と割り切っていた部分がありました。
「英語の文章を作る」「文法を間違えないように気をつける」──そんな“勉強脳”でメッセージを打っていて、まるで授業中のスピーキングテストみたいに感じていました。

でもマイケルは、そんな私の英語を決して直したりバカにしたりせず、
「You express yourself really well :)」とか
「Your English is cute in a good way」なんて返してくれて、
少しずつ、“うまく話すこと”よりも“自分の気持ちを伝えること”が大切なんだって思えるようになりました。

何気ない話題も、「今日は大学で発表があって…」「バイトでちょっと落ち込んだ」みたいなことも、
ちゃんと聞いてくれて、「それは大変だったね」と共感してくれる。
“練習相手”じゃなくて、“会話の相手”として向き合ってくれてるんだなって感じた瞬間でした。

私にとって英語は、それまでずっと「覚えるもの」「点数を取るためのもの」だったけど、
マイケルとのやり取りを通して、初めて“感情を伝えるための言葉”に変わった気がします。

気づいたら、英語の上手・下手なんてどうでもよくなっていて、
「もっと彼と話したい」「もっと自分のことを伝えたい」っていう思いが、言葉を超えて心の中に芽生えていました。

初対面の思い出

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マイケルと毎日メッセージのやり取りをするようになって、1週間くらい経った頃。
彼のほうから「もしよかったら、コーヒーでもどう?」と誘ってくれました。

正直、すごく迷いました。
外国人の男性とふたりきりで会うなんて、初めてだし、
そもそも対面で英語が通じるのか、自分の表情や話し方で変に思われないか、不安だらけ。

でも、不思議とマイケルに対しては、どこか安心感があったんです。
彼のメッセージはいつも穏やかで、強引な感じはまったくなくて、「会えたら嬉しいけど、無理しなくていいよ」って言ってくれる優しさに背中を押されて、思い切って「行きます」と返事をしました。

待ち合わせは、神楽坂にあるこぢんまりとしたカフェ。
小さなテラス席と、木の温もりがある店内が素敵なお店で、「彼がこの場所を選んだのも、センスいいな」って思いました。

時間ちょうどに到着すると、マイケルはすでに先に来ていて、
ベージュのパーカーにデニムというラフな格好で、カップを両手で持ちながら、私を見つけてにっこり笑ってくれました。

「You came! I was kinda nervous too, you know?」

その一言で、私の緊張は一気にほぐれました。

対面で話すのは初めてなのに、不思議なくらい会話はスムーズで、彼はゆっくり、はっきり話してくれて、時折日本語も交えてくれたりして。
わからなそうな顔をすると、ちゃんと「Do you want me to explain?」と聞いてくれる。

私はといえば、必死に頭の中で英語を組み立てながら話すけど、彼は言葉のつたなさよりも、ちゃんと内容や感情に耳を傾けてくれているのが伝わってきて、「あ、これが通じるってことなんだ」と実感しました。

それまで、“英語を話す”ことにどこか身構えていた自分が、
そのカフェの午後の時間の中で、スッと自然体に戻っていくような感覚。

1時間ちょっとのカフェタイムは、あっという間に過ぎて、帰り道、少し名残惜しそうに「また会えたら嬉しいな」と言ってくれた彼に、私も素直に「うん、わたしも」と答えていました。

それは、英語での会話が上手くいったからではなく、
心でちゃんとつながれた時間だったからだと思います。

外国人男性との会話の中で語学力や文化を学ぶことができる

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マイケルと付き合い始めてから、英語への向き合い方がガラッと変わりました。
これまでは“TOEICの点数を取るための英語”“教科としての英語”だったのが、
彼との日常の会話の中で、「あ、もっとちゃんと伝えたい」「もっと聞き取れるようになりたい」って、
自然にそう思うようになっていきました。

たとえば、彼が送ってくるメッセージのニュアンスをもっと深く理解したくて、英語のスラングや表現を自分から調べるようになったり、電話で話すとき、何度も「Sorry?」って聞き返すのが悔しくて、
洋画や海外ドラマを字幕なしで観る“耳トレ”を始めたり。

そうしているうちに、少しずつ英語が聞こえるようになってきた実感があって、彼の言葉が「音」じゃなくて「意味」としてスッと入ってくる瞬間が増えていきました。

それに加えて、彼との会話の中では、言葉だけじゃなくて文化の違いにもたくさん触れました。

・「ありがとう」と「ごめんね」の使い方の違い
・自分の意見をはっきり言うことが“自己主張”ではなく“信頼の証”であること
・恋人同士の距離感や、友人との接し方のスタンスなど

私にとって当たり前だった価値観が、彼にとっては全然違っていたりして。

でも、そういう違いを「えっ?」と戸惑うんじゃなくて、

「どうしてそう思うの?」って聞いて、
「日本ではこうなんだよ」と話して、

たくさん話して、たくさん笑って、お互いの違いを受け入れていく感覚が、すごく心地よかったです。

そして、気づけばTOEICの勉強も苦じゃなくなっていました。
むしろ、日々の中でリアルな英語に触れているから、「この単語、マイケルが言ってたやつだ」とか、「あの表現、映画で見た!」って繋がる感覚が楽しくて。

最初は400点台だったスコアが、3ヶ月後には710点に。
自分でもびっくりしたけれど、それ以上に「ちゃんと成長できた」と思えたのが嬉しかったです。

マイケルとの関係を通じて、私はただ恋をしただけじゃなくて、
英語も、異文化も、人との関わり方も、たくさんのことを吸収できた気がしています。

付き合ってみると毎日が留学体験になる

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今では、マイケルと過ごす週末が本当に楽しみで、毎週のように「あと何日で会えるかな」ってカレンダーを見てしまいます。
私の大学の授業が終わる金曜の午後、彼が仕事を終えた夕方から、ふたりの“週末時間”が始まります。

定番は、近くのスーパーで一緒に食材を選んで、おうちで簡単な料理を作ること。
マイケルは「クッキングはチームワークだよ」って言いながら、
私が野菜を切ってる横でオリーブオイルを回したり、
味見しながら「おいしい!でもちょっと醤油多い?(笑)」なんて言ってきたりする。
その空気感がすごく居心地よくて、恋人っていうより、友達と家族のあいだみたいな安心感があります。

ごはんを食べたあとは、Netflixで彼のおすすめの英語ドラマを観たり、逆に私の好きなジブリ映画を日本語で一緒に観たり。

ときどき「このセリフどういう意味?」と聞かれたり、「これ英語だとなんて言うの?」と私が聞き返したりして、
会話そのものが自然な“勉強”になってるのも嬉しいポイントです。

LINEのやり取りだけだった頃は、ちょっと緊張していたけど、
今では素の自分を見せられるようになってきたし、
マイケルも私にだけ見せる無邪気な部分があって、
一緒にいる時間が重なるたびに、「この人と出会えて本当によかったな」って心から思います。

英語力が伸びたのももちろん嬉しいけど、それ以上に、こんな風に誰かと穏やかに笑い合える時間が、
今の私の中ではいちばんの“成長”かもしれません。

まとめ

“英語の練習”として始めた出会いが、気づけば人生を変えるような経験になっていました。

マイケルと出会って、私は英語を「勉強するもの」ではなく、「誰かと心を通わせる手段」として初めて実感できたし、
文化や価値観の違いも、たくさん話してたくさん笑って、ふたりの言葉で乗り越えられるものなんだと学びました。

英語が聞き取れるようになったこと、TOEICのスコアが400点台から700点台に伸びたことも嬉しいけれど、
それ以上に、“伝えたい”という気持ちが強くなった自分の変化が、いちばん大きな成長だと思っています。

恋愛とか英語とか国籍とか関係なく、
「ちゃんと誰かと向き合う」って、こんなに毎日を豊かにしてくれるんだなって実感する日々。

もし今、少しでも“海外に興味がある”“英語を話してみたい”と思っている人がいたら、
怖がらずに一歩踏み出してみてほしいです。

その一歩の先に、言葉じゃ伝えきれないほど大きな出会いと気づきが、きっと待っていると思います。