サイクルコンピュータの代わりにスマホアプリを使う──
そう聞くと「本当にちゃんと使えるの?」と疑問に思う方も多いかもしれません。
このレビューは、“机上の比較”や“スペックの寄せ集め”ではありません。
一つ一つのアプリを自分のロードバイク・クロスバイクで使い込んだからこそ、胸を張っておすすめできる内容になっています。
私自身、自転車歴8年・年間走行距離5000km超えで、以前はGarmin Edgeシリーズを使っていたのですが、スマホアプリでもかなりのところまでカバーできることに驚きました。コストを抑えつつ、機能性も妥協したくない方には必見の内容です!
後述しますが、サイクリングをするだけでポイントが自動で貯まるポイ活アプリ「毎日運動 FitPoint」はデメリットが全くないのでとりあえず入れておくことをおすすめします。歩数で貯まるアプリは多いですが、サイクリングも対象なのは、このアプリしかありません。
目次
ナビが欲しい|初めての道・ロングライドに安心を
Komoot|ナビの精度が素晴らしい!初めての道でも安心
走行エリア:千葉県房総半島(市原〜鴨川 約80kmのソロライド)
シチュエーション:知らない土地でのロングライド+峠越えあり
Komootを使ったきっかけ
正直に言うと、Googleマップでは限界を感じたからです。
以前、房総半島の内陸部をGoogleマップの「自転車モード」で走ったところ、細い林道や未舗装の坂道に誘導されてしまい、タイヤがスリップして怖い思いをしました。
そんなときに知ったのがKomoot(コモート)。
「地形や路面の状態まで考慮したサイクリング特化ナビがある」と聞き、実際に使ってみると…まさに“サイクルコンピュータ代替の完成形”と感じました。
ルート作成の使い勝手が抜群
Komootの一番の魅力は、走行前に自分でルートを設計できる機能。PCでもスマホでも、地図上に走りたい地点をタップしていくだけで、最適な道を自動で引いてくれます。
特に驚いたのが以下の点:
路面タイプ(舗装路、未舗装)を自動判別して表示
標高グラフをリアルタイムで生成
難易度の目安も表示(初心者向け〜エキスパート向け)
私のように「クロスバイクで未舗装路は避けたい」派には、この事前プレビューが本当に助かります。
走行中のナビも高精度でストレスなし
実際に走ってみてまず感じたのは、音声ナビのタイミングが絶妙なこと。
「400メートル先、右方向です」
「ラウンドアバウトがあります、2つ目の出口を進んでください」
など、事前にしっかり案内してくれます。サイクルコンピュータの小さな画面を見る必要がなく、安全に前方を見ながら走れるのが大きなメリット。
また、分岐を間違えた場合でも、即座にリルートして再計算してくれるので、山の中で道に迷う不安がありませんでした。
オフライン対応が神すぎる
Komootでは、ルートを事前にダウンロードしておけばオフラインでも使用可能。
房総の内陸部では電波が入りにくいエリアがありましたが、ナビ機能は全く問題なし。これだけで有料マップを買った価値がありました(最初の地域は無料でもOK)。
私なりのKomoot活用術
自宅で事前にルートを作成し、スマホに転送&オフライン保存
「舗装路優先」で設定してトラブル回避
帰宅後はルートの獲得標高や平均速度を分析して次回に活かす
気になった点
日本語の地名や施設名の検索が少し弱い(英語表記での検索が安定)
一部の詳細機能(セグメントやツアープラン)は有料
Komootは、「知らない道でも安心して走れる」ことに特化したナビアプリです。
単なるGPSアプリではなく、サイクリストが求める“地形・路面・難易度”までしっかり考慮された設計に脱帽。
Googleマップでは不安が残るロングライドや峠道でも、Komootがあれば道に迷うことはありません。
ルート設計から走行、振り返りまで1本で完結できる信頼のアプリとして、今では私の必需品になっています。
Ride with GPS|記録もルート設計もこの1本で
走行エリア:長野・蓼科高原〜女神湖周辺(距離約90km・標高差1000m超)
目的:高低差のあるロングライドで、正確なログとルートナビを取りたい
なぜRide with GPSを選んだのか?
サイクルコンピュータを持っていた頃は、走行後にGarmin Connectでルートを確認していました。ただ、事前に細かくルート設計をして、走行中も正確にナビしたいという欲求が強くなり、「ルート設計+GPSナビ+ログ記録」が1つで完結するアプリを探していたところ、このRide with GPSにたどり着きました。
結果から言うと、“ライド前・ライド中・ライド後”すべてに使える、超万能アプリでした。
事前のルート設計が細かすぎて最高
まず驚いたのは、ルート設計時の自由度と精度の高さ。
PCやスマホで「出発地」→「通過ポイント」→「目的地」を設定するだけで、自動で最適ルートを作成してくれますが、他のアプリと違って道のタイプ、交通量、勾配、路面状態(舗装or未舗装)まで確認できるのが魅力。
さらに、
1kmごとの高度変化グラフ
ルート全体の獲得標高/消費カロリー予測
風向き情報まで考慮したプラン(有料)
など、まるでプロのライドプランナーが作ってくれたかのような完成度です。
私は蓼科でヒルクライムルートを組む際、あらかじめ“勾配8%超の区間”を回避したルートを作ることができ、脚力に応じた安全な計画が立てられました。
実走中のナビ性能も優秀
ルートをスマホに転送して走行スタート。画面上にルートと自分の位置がしっかり表示され、進むべき方向が矢印と音声で案内されます。
特に良かった点は:
オフラインマップ対応(ダウンロード済ルートは通信不要)
交差点での案内が正確、誤進入ゼロ
バックライト常時点灯で画面確認しやすい
ナビ画面はシンプルながら見やすく、走行中でも安心して前を見て走れる設計になっています。
ライド後のデータ分析も豊富
走行後のデータは、記録マニアにはたまらない情報量です。
平均速度、最高速度、走行距離、時間
高度変化と速度の相関グラフ
各地点ごとのスプリットデータ
ルート上の写真・メモの追加も可能
Stravaのような“SNS機能”は弱めですが、ライドの記録と自己分析に関しては群を抜いて優秀です。私はこのアプリを使い始めてから、獲得標高と疲労度の関係を見ながら週ごとのライド計画を立てるようになりました。
私なりの活用術
PCでルート作成 → スマホへ同期(Googleアカウント連携も可)
複数のプラン(山あり/平坦)を保存して気分で選択
音声ナビON+バッテリー節約モードでロングライドでも安心
注意点
日本語対応がやや不完全(英語がベース)
無料版だと一部機能に制限あり(特にルートの音声ナビやオフライン地図は有料)
Ride with GPSは、「ただ走る」から「戦略的に走る」へとライドの質を変えてくれるアプリです。
とにかく「ルート設計の自由度」と「正確なログ取得」がずば抜けており、ツーリング、ヒルクライム、ロングライドなど、どんなスタイルのサイクリストにもマッチします。
特に、「毎回違うルートを安全に楽しみたい」人や、「記録を残して成長を実感したい」人にはベストな選択肢といえると思います。
ログを残したい|記録・振り返り中心派に
Strava|定番中の定番。仲間と比べて燃える!
使っているセンサー:Wahoo RPMケイデンスセンサー、心拍計
走行エリア:東京都内、奥多摩、荒川CR
Stravaは、私にとって“単なる記録アプリ”ではなく、ライドのモチベーションを毎回引き出してくれる「仲間の存在を感じられるトレーナー」のような存在です。
最初に使い始めたきっかけは、「ただのログ管理アプリじゃない」という友人の一言。実際に走ってみると、セグメント機能があまりにも楽しくてドハマリしました。
「セグメント」で“ゲーム感覚”の走行が楽しい!
Stravaの特徴は、走行ルート上に設けられた「セグメント」と呼ばれる区間。これは他のユーザーが設定した区間で、誰が最速で走ったかというランキングが出ます。
例えば、私のよく走る荒川サイクリングロードでは、「〇〇橋から△△橋までの4.2km区間」というようなセグメントが多数存在。そこを走るだけで、自動的に記録されていて、「この区間で今月のベストタイム」や「友人より2秒遅かった」などの情報が表示されます。
これが本当に燃える…!
タイムが思ったより遅いと、つい翌週また同じ区間を全力で走り直したくなります(笑)
仲間との比較・フォローで“繋がり感”が生まれる
StravaはSNS的な側面も強く、自分の走行ログをアップすると、仲間から「いいね(Kudos)」やコメントが届くことも。
私はサイクリング仲間5人と「非公式Strava部」を作っていて、互いの記録を見て刺激を受け合っています。
「この前の峠、すごいタイムだったね」
「今日は風が強かったからこのペースは仕方ない!」
といったやり取りが自然と生まれ、走る楽しみだけでなく、共有する楽しみも実感できています。
プレミアムプランで“トレーニング管理”も
無料版でも十分楽しめますが、私は半年後に有料プラン(Strava Summit)に切り替えました。理由は、「パフォーマンス分析」が思いのほか使えるから。
パワー推定値(パワーメーター未装着でもOK)
心拍ゾーンの自動分類
フィットネスレベルの可視化
など、自分のコンディションを長期的に見れるのが非常に便利です。
私なりのStrava活用術
毎週末に1本、「セグメント挑戦ライド」を実施
仲間と走ったあとは、まとめてReliveで動画にしてSNS投稿
月末には自分の走行距離・獲得標高を表にまとめて“自分会議”
注意点
GPSログが稀にズレることがある(特にトンネル通過時)
スマホのバッテリー消費が多め(モバイルバッテリー必携)
トレーニング管理をしたい|数値で走りを見直したい
Wahoo Fitness|センサー連携でトレーニングに最適!
接続機器:Wahoo RPMケイデンスセンサー、TICKR心拍計
走行スタイル:平日トレーニングライド(20~40km)、週末インターバル走
目的:心拍とケイデンスをリアルタイムに確認し、効率的な有酸素トレーニングを実施
なぜWahoo Fitnessを選んだのか?
きっかけは、“センサーをフルに活用したい”というニーズから。
せっかく購入したケイデンスセンサーや心拍計を「Stravaだけじゃ活かしきれない…」と感じていたとき、純正アプリのWahoo Fitnessに切り替えてみたところ、その精度と快適さに驚かされました。
センサー接続が一瞬!ストレスフリー
アプリを起動してからのBluetooth接続がとにかく速い。
一度ペアリングしておけば、次回以降はアプリを立ち上げるだけで自動認識してくれます。
しかも、同時に複数のセンサーを管理可能で、
ケイデンス(ペダル回転数)
心拍数
速度センサー(装着していれば)
パワーメーター(オプション)
などをリアルタイムで正確に取得。
データが一切途切れない安定性は、まさにWahoo公式アプリならではの安心感です。
見やすいUIで走行中も安心
走行中に表示するデータ画面は、自分でカスタマイズ可能。私は以下のような4分割表示に設定しています:
上段左 | 上段右 | 下段左 | 下段右 |
---|---|---|---|
ケイデンス | 心拍数 | 平均速度 | 走行距離 |
背景色が白・黒の切り替えも可能で、視認性が非常に高く、トンネル内や早朝でも確認しやすいのがありがたいポイント。
タップでページを切り替えられるので、走行中でもスムーズにデータ確認できます。
トレーニング記録とデータ分析が優秀
ライドが終わると、アプリ内にデータが保存されます。特にトレーニング志向のユーザーにうれしいのが、
心拍ゾーン別の走行時間分析
スプリット表示(5kmごとなど)
消費カロリー、最大心拍、平均ケイデンスの自動計算
など、“自分がどれだけ頑張ったか”を見える化してくれること。
私は心拍ゾーンを意識したインターバルトレーニングを行っているのですが、「最大心拍の80〜90%ゾーンで20分維持できた」といった詳細情報が見られるのは、モチベーション維持に非常に役立っています。
他アプリとの連携も強力
Wahoo Fitnessで記録したライドデータは、以下のアプリとワンタップで自動連携できます:
Strava
TrainingPeaks
Komoot
Apple Health(iPhoneユーザー向け)
私はトレーニングログはWahooで、SNS共有はStravaに送る…というハイブリッド運用をしています。
私なりの活用術
朝の1時間トレーニングでは、心拍とケイデンスの「ゾーン維持」に集中
データをStravaに送って、週単位の走行距離を可視化
ローラー台練習でもWahoo Fitnessを使って記録(パワー連携も可能)
気になった点
ナビ機能やマップ表示はない(ルート確認には不向き)
日本語表示にやや違和感がある部分も(翻訳がやや直訳的)
Cyclemeter
走行エリア:神奈川・湘南海岸~江ノ島周辺(通勤+週末ライド)
ライドスタイル:街乗り・軽めの有酸素ライド・週末に50~80kmの中距離ライド
目的:高機能な走行記録&データ分析を行いたい
スマホに最適化された本格サイクルアプリ
Cyclemeterは、その名の通り“サイクルコンピュータ代替アプリ”として非常に高機能で、iPhoneに特化した設計が最大の強みです。
他の汎用型アプリと違い、サイクリング専用設計だからこそできる“情報の表示量”と“カスタマイズ性”が圧倒的。iPhoneユーザーなら一度は試す価値があります。
Android版もありますが、CyclemeterはiPhoneで使用することをおすすめします。
表示データの量と自由度が圧巻!
まず驚いたのは、走行中に表示できる項目の多さ。
速度、距離、走行時間、平均速度、最大速度、心拍数、ケイデンス、パワー、標高、勾配、気温…など、1画面に10項目以上表示も可能で、しかも表示位置・サイズ・ページ数すべて自由にカスタム可能!
私は以下のような構成で使っています:
画面1:リアルタイム走行情報(速度・ケイデンス・心拍)
画面2:ラップタイム&スプリット
画面3:グラフ表示(心拍数推移と標高)
iPhoneの性能をフルに活かしたデータ可視化が可能で、まさに“スマホ版高級サイクルコンピュータ”といった感じです。
GPS精度も高く、ログ記録も優秀
湘南の海岸線を走った際、トンネル内など多少の誤差はあるものの、StravaやRide with GPSに比べても遜色ないGPS精度でした。
ラップごとの速度変化
勾配ごとの速度比較
地図上での走行ルート再生
など、ライド後の振り返りも細かくできるのがCyclemeterの強み。
特に“心拍と標高変化の重ね合わせグラフ”は、トレーニングデータの振り返りに非常に役立ちます。
高度な機能が無料でも使えるのがすごい
Cyclemeterは無料でもかなりの機能が使える点が魅力です。
GPSによる走行記録
データ表示のカスタマイズ
ラップ・スプリット記録
カレンダーによる履歴管理
などがすべて利用可能。
さらに有料のエリート版(月額数百円)では以下のような機能が解放されます:
Apple Watchとの連携
音声フィードバック(「あと2kmです」など)
自動ストップ機能
トレーニングプラン設定
私は初めの2週間で無料版を使い込んだ末、「これは課金しても損はない」と判断し、現在はエリートプランに加入しています。
Apple Watchとの連携でさらに便利に
Apple Watchユーザーにはうれしいポイント。心拍数をApple Watchからリアルタイム取得して表示できるので、外部心拍計が不要になります。
走行中にスマホをポケットに入れたままでも、手元で走行データを確認できるのは通勤ライドや信号待ちの多い街中ライドでも非常に便利です。
私なりの活用術
朝の短時間ライドでは「ラップ+心拍+ケイデンス」の3指標をチェック
有料版の「音声フィードバック」で、耳だけで残距離やタイムがわかる
ライド終了後に、全データをPDF化してGoogle Driveに保存
気になった点
Android未対応(iOS専用なので、機種変更時は要注意)
初期UIは情報量が多くてややとっつきにくい(慣れれば快適
思い出を残したい|SNSや動画で振り返りたい
Relive|“記録”より“思い出”を残したい人に
走行エリア:神奈川県・箱根旧街道〜芦ノ湖一周(約65km)
目的:SNSにアップするため、ライドを「映像」として残したい
アプリ併用:Stravaと連携して使用
走行の“軌跡”を3D動画で振り返る感動
Reliveは、いわゆる「GPSログ系アプリ」とは一線を画します。目的は明確で、“あなたのライドを思い出の動画にする”ことに特化したアプリです。
初めて使ったとき、箱根の峠を登りきって帰宅し、Reliveでライドを振り返ってみたら…
「うわ、映画みたい…」
そう思わず声が出ました。3D地図上に自分の走行ルートがアニメーションで描かれ、要所要所に写真やポイントが挿入されていく構成。まさに走行データがストーリーになる体験です。
実際のRelive動画の流れ
ライド終了後にアプリを起動
自動で走行ルートを読み込み(Strava連携)
写真をアップロードして好きな場所に配置
BGM・タイトル・説明文を入力
数分で完成。高解像度の3Dライド動画が生成!
出来上がった動画は、まるで旅番組のダイジェストのようで、YouTubeやInstagramにシェアするには最適です。
ルート記録の正確性と連携力
Relive自体にもGPS記録機能がありますが、私の場合はStravaと連携して自動でライドデータを取得するスタイルを取っています。
Stravaで記録したライドをReliveが検知 → 自動で「新しいアクティビティがあります」と通知
このシームレスな連携が、「とりあえずStravaを使っておけばOK」という安心感を与えてくれます。
Relive単体でもログは取れますが、正確な記録を求めるなら、StravaかWahoo Fitnessとの併用をおすすめします。
写真がストーリーを強化する
Reliveの真骨頂は、ライド中に撮った写真を動画の中に“物語のように”挿入できる点。
登り切った峠の風景
コンビニでの休憩ショット
ライド仲間との記念写真
こうした画像が3D地図上に自動で配置され、「この場所でこれを見た・感じた」記憶が強く刻まれるんです。
ライドそのものの満足度が、動画を作って観返すことで“もう一段階深くなる”感じがあります。
私なりの活用術
Stravaで記録 → 帰宅後にReliveで動画化
ライド前に「動画化を前提にした撮影計画」を立てる(写真の枚数や構図を意識)
週末ライドは1本だけでもReliveでまとめて“ライドログ動画”をSNSに投稿
気になった点
無料版だと動画時間や写真枚数に制限あり(プレミアムで解除)
GPSの精度はStravaに比べるとやや劣る(単体使用時)
写真をあとから位置調整したいときのUIが少し不便
有料プラン(Relive Club)の魅力
Relive Club(月額数百円)では、以下のプレミアム機能が解放されます:
高画質動画(HD対応)
写真枚数無制限
音楽の選択&カスタム
動画の編集自由度が大幅UP
ライドのリプレイ速度調整
個人的には「写真を無制限に使える」というだけでも課金の価値ありと感じています。
Reliveは、ライドを“結果”ではなく“記憶”として残したい人のためのアプリです。
サイクルコンピュータやトレーニングアプリとは全く異なるアプローチで、自転車旅の記録を“作品”に昇華してくれます。
記録の数字にこだわるより、「今日のライド、すごく良かったな」と振り返りたいあなたへ。
Reliveは、あなたの走行ルートに“感情”をのせてくれるアプリです。
参考|サイクリングするだけでポイントが貯まるアプリ
ちなみに、もし「どうせ走るなら、ついでに何か得したい」という方には、ちょっとしたおすすめがあります。
最近話題のポイ活アプリ「毎日運動 FitPoint」は、なんとサイクリングやウォーキングなどの運動をするだけで、自動的にポイントが貯まる仕組み。アプリを入れておくだけで、GPSを活用して運動量に応じた報酬がもらえます。
歩数で貯まるアプリは多いですが、サイクリングも対象なのは、このアプリしかありません。
「入れておくだけで損なし」のアプリなので、とりあえず始めてみる価値は大いにありです。
まとめ:アプリは“単独使い”より“使い分け”がカギ
どれか1つに絞るのもアリですが、実際に使ってみて感じたのは、用途に応じて複数アプリを併用するのが最強だということ。たとえば:
Strava × Komoot:走行記録とナビを両立
Wahoo Fitness × Relive:トレーニング記録をSNS映えに変換
Cyclemeter単独:iPhoneで本格サイコン代替
それぞれのアプリの強みを理解しておけば、サイクルコンピュータに劣らない、むしろそれ以上の体験がスマホだけで手に入ります。
気になるアプリを1つずつ、あなたのライドに取り入れて試してみてください。
きっと“走る楽しみ”がもう一段階広がります。
今回ご紹介した6つのアプリは、すべて私自身が実際に試し、長距離ライドや日々のトレーニングの中で「本当に使える」と確信できたものだけを厳選しています。
それぞれに得意分野があり、あなたのサイクリングスタイルや目的に合わせて、ベストな相棒がきっと見つかるはずです。
ガジェットに頼らずスマートに走るもよし、データを極めて自己ベストを狙うもよし。
あなたにとって最高のサイクリング体験を支えてくれるアプリ選びの一助となれば幸いです。
まずは気になるアプリを1つ、次のライドで試してみてください。きっと、走る楽しさがひとつ広がります。