「終活」という言葉を聞くと、まだ自分には早いと感じる人も多いのではないでしょうか。
私自身もこれまで終活について真剣に考えたことはありませんでした。しかし、身近な人の体験談をきっかけに「もし自分に何かあったとき、家族は困らないだろうか」と考えるようになりました。
そんなときに見つけたのが、スマホでエンディングノートを作成できる終活アプリ 「SouSou(ソウソウ)」 です。紙のエンディングノートのように構える必要がなく、思いついたときに少しずつ情報を整理できるのが特徴のサービスです。
今回は実際にSouSouをダウンロードし、エンディングノートの作成やメッセージ機能などを試してみました。使ってみると、終活というよりも「人生の情報を整理するアプリ」に近い感覚で、意外と気軽に始められることが分かりました。
この記事では、終活アプリSouSouを実際に使ってみたリアルな体験談として、使おうと思ったきっかけやエンディングノートを書いてみた感想、印象に残ったメッセージ機能、実際に感じたメリットなどを詳しく紹介します。終活に少しでも興味がある方の参考になれば幸いです。
目次
SouSouとは?|スマホで終活ができるアプリ

SouSouは、エンディングノートをスマホで作成できる終活アプリです。
従来の終活では、紙のエンディングノートに
・家族へのメッセージ
・資産情報
・葬儀の希望
・連絡先
などを書き残すのが一般的でした。
しかし紙の場合
書くのが面倒
保管場所が分からなくなる
更新が大変
といった問題があります。
SouSouでは、これらの情報をスマホ上で整理して保存することができます。
さらに特徴的なのが、次のような機能です。
エンディングノート作成
家族へのメッセージ機能
思い出の写真保存
死後にメッセージを届ける機能
つまり、デジタル版エンディングノートといえるサービスです。
SouSouを使おうと思ったきっかけ

私が終活アプリ「SouSou」を使ってみようと思ったきっかけは、身近な人の体験談を聞いたことでした。
ある日、知人と雑談をしていたときに、家族が突然亡くなった後の話になりました。
そのときに聞いたのが、「亡くなった後の手続きが想像以上に大変だった」という話です。
特に困ったというのが、次のようなことでした。
銀行口座がどこにあるのか分からない
保険に入っているのか分からない
知人や仕事関係の連絡先が分からない
本人がどんな葬儀を希望していたのか分からない
こういった情報は、本人にとっては当たり前でも、家族は意外と知らないものだそうです。
結果として、通帳や書類を探したり、知人に連絡を取ったりと、精神的にも大変な状況の中で多くの手続きをしなければならなかったと聞きました。
その話を聞いたときに、「もし自分が同じ状況になったらどうだろう」と考えました。
おそらく、家族は私の銀行口座や保険、仕事関係の連絡先などをほとんど把握していないと思います。
とはいえ、紙のエンディングノートを書くとなると、正直かなりハードルが高いです。
「終活を始めるにはまだ早い気もするし、わざわざノートを書くのは少し重い…」という気持ちもありました。
そんなときに見つけたのが、**スマホで終活ができるアプリ「SouSou」**でした。
アプリなら、思いついたときに少しずつ書いていくことができますし、紙のノートのように保管場所を気にする必要もありません。
「これなら気軽に始められそうだ」と思い、試しにダウンロードしてみることにしました。
終活というと少し大げさに聞こえますが、実際には自分の情報を整理しておくためのメモのような感覚です。
そう考えると、SouSouのようなアプリは、終活の第一歩としてちょうど良いツールなのかもしれないと感じました。
登録〜使い始めるまでの流れ

実際にアプリをダウンロードしてみると、登録はとてもシンプルで数分で利用を始めることができました。
アプリのデザインもシンプルで、
「終活アプリ」というよりも
メモアプリに近い感覚です。
この気軽さはかなり良いと思いました。
実際にエンディングノートを書いてみた

SouSouのメイン機能は、やはりエンディングノートの作成機能です。
実際にアプリを開いてみると、エンディングノートは一つの文章を自由に書く形式ではなく、テーマごとに整理された入力フォーム形式になっていました。
例えば、次のようなカテゴリーが用意されています。
基本情報(プロフィール)
家族・親族
友人・知人
銀行口座
保険
医療・介護
葬儀の希望
お墓について
家族へのメッセージ
それぞれの項目に対して、質問に答えるような形で入力していく仕組みなので、何を書けばいいのか迷わないのが良い点だと感じました。
実際に私もいくつかの項目を入力してみました。
まず最初に書いたのは基本プロフィールです。
名前や生年月日などの基本情報に加えて、「緊急連絡先」なども登録できるようになっていました。
次に入力したのが、銀行口座や保険の情報です。
ここは実際に書いてみて、「意外と自分でも整理できていない」と気づいた部分でした。
例えば、
普段使っていない銀行口座
以前入ったまま忘れていた保険
ネットサービスのアカウント
など、改めて思い出しながら整理していくと、自分自身の情報管理にも役立つと感じました。
また印象的だったのが、葬儀やお墓についての希望を書く項目です。
普段こういう話は家族とする機会があまりありませんが、アプリの質問に答えていくうちに
「葬儀は大きくしなくていい」
「できれば家族だけで静かに見送ってほしい」
など、自分なりの考えを整理することができました。
こうした内容は、直接家族に話すのは少し重い話題ですが、エンディングノートとして残しておくことで、いざというときの判断材料になるのではないかと感じました。
実際に書いてみて思ったのは、エンディングノートは一度に全部書く必要はないということです。
項目が多いので、最初はすべて埋めようとすると少し大変に感じます。
ただ、アプリなので
思い出したときに追加する
新しい情報ができたら更新する
という使い方ができます。
私は通勤中や寝る前など、ちょっとした時間に少しずつ入力していきました。
その感覚は、終活というよりも**「人生の情報を整理するメモアプリ」**に近い印象でした。
エンディングノートというと重いイメージがありますが、実際に書いてみると、
自分の人生を振り返るきっかけになる作業でもあると感じました。
一番印象に残った「メッセージ機能」
SouSouを実際に使ってみて、数ある機能の中でも特に印象に残ったのが、家族や大切な人へメッセージを残せる機能でした。
終活アプリというと、どうしても「資産情報を整理するもの」「葬儀や保険の希望を書くもの」という事務的なイメージが強かったのですが、SouSouのメッセージ機能はそれとは少し違っていて、もっと感情に近い部分を残せる機能だと感じました。
実際にこの機能を開いてみたとき、最初は何を書けばいいのか少し迷いました。
普段、家族や身近な人に対して改めて文章で気持ちを伝える機会はほとんどありません。感謝していても、わざわざ言葉にするのは照れくさいですし、「今さらこんなこと書くのも大げさかもしれない」と感じる部分もありました。
それでも、せっかくなので実際に書いてみようと思い、まずは家族に向けて短いメッセージを入力してみました。
内容としては、
これまで支えてくれたことへの感謝
もしものときに揉めずに過ごしてほしいという気持ち
できるだけ自分のことを引きずらず、前を向いてほしいという願い
といった、ごくシンプルなものでした。
ただ、実際に文章にしてみると、思っていた以上に手が止まりました。
それは書くのが難しいというより、普段は意識していなかった気持ちが言葉になることで、自分の中でも重みを持ち始めたからだと思います。
特に強く感じたのは、エンディングノートの情報入力とは違い、メッセージ機能は「何を残すか」ではなく、「誰に、どんな気持ちを伝えたいか」を考える時間になるということでした。
銀行口座や保険の情報は、ある意味では“家族が困らないための実務的な準備”です。
一方で、このメッセージ機能は、それだけでは伝えきれない自分の想いを残すための場所です。
例えば、
「ありがとう」
「心配をかけてごめん」
「あなたらしく生きてほしい」
「本当に大切に思っていた」
こうした言葉は、面と向かってはなかなか言えないものです。
でも、もし言えないまま終わってしまったら、きっと少し後悔が残ると思います。
その意味で、この機能は単なる“おまけ機能”ではなく、SouSouの中でもかなり本質的な機能だと感じました。
また、実際に使ってみて良いと思ったのは、メッセージを書く行為そのものが、自分の人生や人間関係を見つめ直すきっかけになることです。
誰に何を伝えたいのかを考えていると、自然と
自分はこれまでどんな人に支えられてきたのか
本当に大切にしたい人は誰なのか
最後に残したい言葉は何なのか
を考えることになります。
これは終活というより、むしろ人生を整理する時間に近い感覚でした。
正直、最初は「終活アプリのメッセージ機能なんて、あっても使わないかもしれない」と思っていました。
ですが、実際に触ってみると、むしろこの機能こそが一番記憶に残りました。
なぜなら、財産や手続きの情報は時間が経てば更新されていくものですが、
そのとき自分が誰に何を伝えたいと思ったかという気持ちは、とても個人的で、その人らしさが出る部分だからです。
SouSouのメッセージ機能は、終活を「死後の準備」だけで終わらせず、
今をどう生きているか、誰を大切に思っているかを言葉にする機能でもある。
実際に使ってみて、私はそう感じました。
実際に使って感じたメリット

SouSouを実際に使ってみて感じたメリットは、単に「終活ができる」という一言では片づけられないものでした。
使う前は、正直なところ「エンディングノートをスマホで書けるだけのアプリなのかな」という印象もありましたが、実際に触ってみると、それ以上に気持ちの面でも、実用面でも役立つ部分が多いと感じました。
まず大きかったのは、終活を始めるハードルがかなり低いことです。
終活という言葉にはどうしても重さがありますし、紙のエンディングノートを買って、机に向かってしっかり書こうとすると、それだけで気持ちが構えてしまいます。
「まだ自分には早いかもしれない」「そこまで本格的にやるのは気が重い」と感じて、結局後回しになりやすいと思います。
その点、SouSouはスマホアプリなので、思いついたときに開いて少しずつ書けます。
この“少しずつでいい”という感覚はかなり大きくて、終活を特別なものではなく、日常の延長で進められるのが使いやすいと感じました。
通勤中や寝る前など、ちょっとした時間に触れられるので、「終活を始めるぞ」と気合いを入れなくても自然に続けやすいです。
次に感じたメリットは、自分自身の情報整理にも役立つことです。
エンディングノートというと、残される家族のためのものという印象が強いですが、実際に入力してみると、むしろ自分のためにもなっていると感じました。
例えば、銀行口座や保険、連絡先、希望していることなどを入力していく中で、「自分でも把握しきれていない情報が意外とある」と気づきました。
普段は何となく管理しているつもりでも、いざ書き出そうとすると曖昧な部分が出てきます。
そうした情報を一度整理しておくことで、もしもの時に備えるだけでなく、今の生活を見直すきっかけにもなるのは想像以上に良かった点でした。
さらに、家族の負担を減らせる安心感も大きなメリットだと思いました。
人が亡くなった後は、気持ちの整理がつかない中で、さまざまな確認や手続きが必要になります。
そのときに、どこにどんな情報があるのか、本人が何を希望していたのかが全く分からない状態だと、家族の負担はかなり大きくなります。
SouSouを使って感じたのは、終活は自分のためというより、残される人のための準備でもあるということです。
資産情報や連絡先、葬儀の希望などがある程度まとまっているだけでも、家族の判断や行動はかなりしやすくなるはずです。
この「自分がいなくなった後に迷わせないための準備ができる」という安心感は、実際に使ってみて初めて実感できたメリットでした。
また、意外と良かったのが、気持ちの整理につながることです。
終活というと事務的な作業をイメージしがちですが、実際には入力を進める中で、自分がどんな人生を送ってきたのか、何を大事にしているのかを見つめ直す時間にもなりました。
家族へのメッセージや葬儀の希望などを考える中で、単なる情報整理ではなく、自分の価値観を言葉にする感覚がありました。
これは想像していた以上に大きなメリットで、SouSouはただの便利アプリというより、人生を整理するきっかけを作ってくれるツールだと感じました。
もちろん、すべてを一度で完璧に埋めるのは難しいです。
ただ、それでも「少しでも書いておけば、何も残さないよりずっといい」と思えるのが、このアプリの良いところです。
完璧を目指さなくても始められること、そして始めることで自分にも家族にもメリットがあること。
実際に使ってみて、SouSouの価値はまさにそこにあると感じました。
まとめ|終活は「早すぎる」はないと思った
今回、終活アプリ SouSou を実際に使ってみて感じたのは、終活は決して重たいものではなく、**「自分の人生を整理するための前向きな作業」**でもあるということでした。
エンディングノートというと、紙にしっかり書き込むイメージがあり、どうしてもハードルが高く感じてしまいます。しかし、SouSouのようにスマホで少しずつ入力できる仕組みであれば、思いついたときに気軽に始めることができます。銀行口座や保険、連絡先などの情報を整理することで、自分自身の情報管理にも役立つと感じました。
また、家族へのメッセージを残す機能は特に印象的で、普段はなかなか言葉にできない気持ちを文章として残すことで、自分の人生や人間関係を見つめ直すきっかけにもなりました。
もちろん、エンディングノートを一度書いて終わりではなく、情報は定期的に見直す必要があります。それでも、何も残していない状態よりも、少しでも情報を整理しておくだけで、将来家族の負担を減らすことにつながるはずです。
終活というと「まだ早い」と思ってしまいがちですが、実際に使ってみると、SouSouは終活というよりも人生の情報をまとめておくための便利なツールという印象でした。
少しでも興味がある方は、一度アプリを触ってみると、終活に対するイメージが変わるかもしれません。
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