ライブ配信アプリというと稼ぐためには顔出し必須という印象も持っている方がほとんどかと思いますが、実は顔出ししなくても十分稼げるものもあります。
その中でも10種類上、私が実際に使用してみて稼ぎやすかったものを紹介します。
ここでの稼ぐの定義は、プロや専業ライバーとして月に数百万レベルの収益の狙うのではなく、学生、主婦、サラリーマンなどが隙間時間に副業として月数万レベルを稼ぐことを指します。
目次
顔出し不要で稼ぐ方法
多くのライブ配信アプリでは、統計上、間違いなく顔出しした方が稼げるのですが、実は、顔出し不要のライブ配信が前提のアプリもあります。
それが、「VTuber系」と「音声ライブ配信アプリ系」のライブ配信アプリです。
ここからは、この2つの中でも稼ぎやすいものを厳選して紹介していきます。
VTuber系
自分の顔をVTuberに同期させることで、自分の顔を画面に表示させずにライブ配信を行う方法です。
これまで、VTuberでのライブ配信はVTuber自体を制作するのにコストがかかることと、Vtuberと自分の顔を同期させるための手間があったために、一般人の参入は非常に難しかったのですが、現在は、2次元のイラストからVTuberを簡単にアプリ内で制作できたりするので、参入障壁が非常に下がりました。
VTuberとしての配信は、自分の顔を出さないことが前提ですので、顔出し不要でライブ配信で稼ぐ方法として最もポピュラーです。
IRIAM(イリアム)
VTuber系で最も稼ぎやすいのは、このIRIAM(イリアム)です。
IRIAM(イリアム)は、二次元イラストだけ用意してアプリに読み込ませれば、スマホのインカメで自分の表情に合わせてイラストが瞬きをしたり口を動かしたりすることができます。
二次元イラストさえあれば、すぐにVTuberとして配信を開始できるので、配信までのハードルが非常に低いことが特徴です。
稼げる観点として、VTuberの視聴者の多くは、投げ銭の文化に慣れていて、一人が投げ銭をしたのをきっかけに多くの投げ銭が飛び交うことも珍しくありません。
特に、声やコメントに対するリアクションに対してファンが付く傾向にあるので、面白い企画を実施する必要がなく、空いた時間にちょっと雑談するだけで、熱心に応援してくれるファンがついてくれます。
IRIAM(イリアム)は初心者がVTuber系でまず初めて見るにはもってこいのアプリです。
トピア(topia)
VTuberでカラオケ配信をメインにする場合は、トピア(topia)がおすすめです。
IRIAMは自分で用意したイラストを元にVTuberを作成しますが、トピア(topia)はアプリ内の輪郭、目、髪型などを組み合わせてVTuberを作成します。
イラストを用意することが難しい場合は、トピア(topia)から始めてみるのもいいかもしれません。
トピア(topia)の最大の特徴はアプリの機能でカラオケ配信ができることですので、カラオケが好きな方には特におすすめです。
実際にアプリをダウンロードして、配信を見ていただくとわかると思いますが、突出してカラオケが「上手」であることは必要ありません。上手いに越したことはないですが、どちらかというとカラオケを通して雑談することがメインです
音声ライブ配信アプリ系
映像をライブ配信するのではなく、声・音だけを配信するので、顔出し不要です。
いろんなライブ配信アプリを使用していると、画面はイラストなどを固定させて声や音楽を演奏する配信者を見かけることがときどきあるかと思います。
どのライブ配信アプリでも、このように画像を固定して配信は可能ですが、「稼げるか」という観点で考えると、視聴者はライバーを見に来ているので、顔出ししないと視聴者を獲得することが難しいのが現状です。
ただし、 音声ライブ配信アプリであれば、視聴者は映像ではなく声・
Voice Pococha
ライブ配信アプリといえば「Pococha」が非常に有名ですが、そのPocochaの「声(Voice)配信」に特化したものがこの「Voice Pococha」です。
他の音声ライブ配信アプリは、設立して間もない新しい企業が提供するものが大半な中、この「Voice Pococha」は誰もが知っている「DeNA」が提供しています。
DeNAの提供するサービスで「モバゲー」は聞いたことがあるはず
大手だけあって、そもそもの利用者の人口も多く、声ライバーにとって利用しやすい環境が整っています。
アプリ自体もオーソドックスでシンプルな作りをしているので、初心者が初めて利用する音声ライブ配信アプリとしては最もおすすめです。
[pocovoice]
Hakuna Live
2019年7月に提供開始されたライブ配信アプリの中では比較的新しいライブ配信アプリですので、まだまだライバルが少なく、アイドルや芸能人といったプロの参入がないことから、数万円程度をコンスタントに稼ぐアプリとしては非常に優秀です。
投げ銭システムのある17LiveやSHOWROOMだと、視聴者の100円の投げ銭はライバーに20円程度しかはいってきませんが、Hakuna Liveは50%程度であり、キャンペーンで80%~100%になる日もあったりと、ライバーの収益を最大限高めることを後押ししてくれています。
雑談系がメインになり、顔出ししない音声ライブ配信アプリがメインコンテンツのため、顔出しなしの音声ライブ配信アプリを狙うならおすすめです。
[hakuna]ピカピカ
2018年5月にリリースされた比較的新しいアプリです。
大きな特徴としては、声で演技してドラマを作る声劇に対応していて、プロや一般の方が用意した台本をもとに、いろんなライバーと一緒になってドラマを作り上げる配信ができることです。
稼ぎやすいさの観点でいうと、ライブ配信アプリのシェアとしては低く、ユーザーが少ない一方で、投げ銭文化に慣れたコアなユーザー層が多いので、10人ほど毎日配信を見てくれる人を見つければ、数万レベルであれば簡単に稼ぐことができます。
[pikapika]ふわっち
ライブ配信アプリは10台の若い人が利用するケースが多く、キラキラしたイメージが強いですが、ふわっちは、20代~40代の年代の視聴者が多いのが特徴です。
年齢層が高めであることから、投げ銭が飛びやすく、視聴者数が少なくても十分稼げるのが特徴です。
また、雑談系やゲーム配信が多いのも特徴で、ふわっちをダウンロードして他の人の配信を見るとわかりますが、顔を映さず、作業している手元だけだったり、静止画を表示させたままだったり、ゲーム画面を写していたりと大半は顔出ししていないので、顔出ししなくてもいい雰囲気があります。
キャピキャピした配信ではなくて、まったりと雑談する系を目指すなら最適なアプリです。
[fuwachi]Spoon
音声ライブ配信アプリの王道アプリとしては、このSpoonが有名です。
Spoonのいいところは、動画のライブ配信側とユーザーの取り合いになることもなく、ライブ配信アプリ運営からしっかりバックアップしてくれる部分です。
動画配信と音声ライブ配信アプリを共有していると、動画配信の方が投げ銭が飛びやすいため、運営側としては、おすすめやピックアップライバーなどは、動画配信勢を上げる傾向にあり、音声ライブ配信アプリはおまけ程度に扱われるケースが多いためです。
動画配信と比較すると、稼ぎづらいのは揺るがない事実ですが、視聴者も「ながら視聴」が多いので、長期間滞在してくれる可能性が非常に高く、ファンになってくれる可能性があるので、動画のように毎日配信しないと!イベントで人を集めないと!などのプレッシャーがなく、まったり配信で安定して稼げるのが特徴です。
Spoonは投げ銭の還元率は30%と他のライブ配信アプリと比較して、一般的なレベルです。
saki
詳細はこちらの記事を参照ください。
Spoonの特徴と稼ぎ方|おすすめな人を配信者・視聴者目線で解説
CANDAN(カンダン)
部屋の中で雑談系の音声ライブ配信アプリするのであればSpoonがおすすめです。
一方、「外」の日常の中で音声ライブ配信アプリするのであれば、「CANDAN(カンダン)」がベストです。
散歩、テラスでランチなどちょっとした時間にササッと配信するのが流行っています。
ライバーとして活動してく中で、視聴者とがっつり絡んで楽しみたい人に特におすすめの音声ライブ配信アプリです。
[candan]その他
投げ銭ではなくて、ゲームをボイスチャットで参加するだけで稼ぐ方法もあります。
例えば、以下です。
[koiniwa]ゲームを一人でやるのも寂しくて、誰かといっしょにやりたいというユーザーもいて、そういった方とゲームを一緒に楽しんであげることで報酬が得られる仕組みです。
投げ銭を狙うのもありですが、一般的なソーシャルゲームなどに興味がある方は、こういったアプリを利用するのもありです。
その他のライブ配信アプリ
まとめ
ライブ配信が身近なものになったとはいえ、炎上したり、叩かれたりしたらどうしようといった不安はつきものです。
顔出ししていなければ、そんな不安もなく、万が一、失敗してもキャラクターやニックネームを変えて再チャレンジできるので、ライブ配信初心者で、ライブ配信がどういったものかを知るために、まずはここで紹介したアプリから始めるのもおすすめです。