恋活・婚活アプリを使い始めて数年。
Pairs、Tinder、withなど、ひと通り試してきたものの、どれも「メッセージが続かない」「会ってみたら温度差がすごい」「結局遊び目的だった…」といったモヤモヤの連続。
そんな“マッチングアプリ疲れ”を感じていた僕が、最後のつもりで使い始めたのが──「Omiai(オミアイ)」でした。
使ってみてまず驚いたのは、プロフィールの内容が丁寧で、顔写真も自然体。メッセージのやり取りも落ち着いていて、「あ、ちゃんと人と向き合えるアプリなんだ」と直感しました。
実際、2ヶ月の利用で複数人とやりとりをし、そのうち2名と実際にお会いすることができました。その出会いの中には、今も連絡を取り合っている方も。
この記事では、筆者自身のリアルな体験をもとに、Omiaiの魅力や実際の出会いの様子、他ユーザーの口コミまで徹底的にまとめています。
「遊びじゃなく、ちゃんとした出会いがしたい」
そう思っているなら、Omiaiは間違いなく“候補に入れるべきアプリ”です。
目次
そもそも「Omiai」ってどんなアプリ?
マッチングアプリって数多くありますが、その中でも「Omiai(オミアイ)」は、“真面目な出会い”を求める人の定番として知られています。
名前からしてガチ感がありますが(笑)、実際に使ってみて分かったのは、“結婚も視野に入れた誠実な出会い”を求める男女が集まっているということでした。
✔ 国内発、累計マッチ数は1億組以上
「Omiai」は2012年にスタートした、日本発のマッチングアプリ。なんと累計マッチング数は1億組以上。これは正直、TinderやPairsと並ぶレベルの実績です。
✔ 年齢層は20代後半~30代が中心
会員層の中心は20代後半〜30代前半。婚活まではいかなくても「次の恋はちゃんとしたい」と考えている人が多く、冷やかしや遊び目的の人は少なめです。
私自身、30代に突入していたこともあり、このアプリの落ち着いた雰囲気はちょうどよかったです。
✔ Facebook連携からスタート、現在は電話番号・Apple IDでもOK
以前はFacebook連携が必須でしたが、今は電話番号やApple ID、メールアドレスでも登録可能。SNSを使っていない人でも気軽に始められるようになりました。
ちなみに、実名は非公開でイニシャル表記。プロフィールも顔写真+ニックネームで活動できるため、知人バレの心配もかなり少ないです。
✔ 安心・安全対策もかなり強め
公的身分証による年齢確認必須
24時間365日の監視体制
「イエローカード」機能で通報・警告履歴が一目でわかる
このへんの安全設計は、実際に他のアプリを使った経験があるからこそ「ありがたい」と思えました。変なメッセージや怪しい人が少なく、女性も安心して使っている印象があります。
✔ 男性は有料、女性は無料(※一部オプションあり)
基本的に男性は有料。女性は基本無料でメッセージも送れます。
もちろん「無料で使いたい」という気持ちもわかりますが、個人的にはこの料金設定が“真面目な人だけが残るフィルター”になっていると感じました。課金してでも出会いたいという人=本気度が高い人、というわけですね。
【1ヶ月目】マッチングアプリ“あるある”との違いに気づいた
登録後すぐに感じたのは、雰囲気がとにかく「真面目」なこと。写真も過度に盛ってない人が多く、プロフィールも誠実さを感じる内容がほとんど。
実際に1ヶ月目でやり取りしたのは、以下のような方々です。
28歳・薬剤師:趣味は読書とカフェ巡り。返信が早く、1日1回はメッセージが続いた。
33歳・会社員:婚活歴半年とのことで、目的がはっきりしていた。
30歳・看護師:夜勤が多かったけど、誠実で丁寧なやりとりが印象的。
累計「いいね!」数は約50、マッチングは15人ほど。過去のアプリに比べて、マッチング後の返信率が高かったのが好印象でした。
【2ヶ月目】実際に会った2人の女性とのエピソード
2ヶ月目には、実際に2人の女性と会うことに成功しました。
Aさん(30歳・保育士)|“ほんわか系”だけど芯のある女性
最初に実際に会うことになったのが、Aさん。プロフィール写真はナチュラルメイクで、やわらかい笑顔が印象的。保育士という職業柄もあってか、自己紹介文からも「優しそう」「気配りができそう」という印象を受けました。
最初に「いいね!」を送ったのはこちらから。彼女のプロフィールには、
「仕事柄なかなか出会いがなくて、アプリを始めてみました。休日はパン屋さん巡りが趣味です」
と書かれていて、“しっかりしてるのに堅すぎない”感じがちょうど良かった。
マッチしてからのメッセージは、とにかく丁寧。
「こんばんは。いいねありがとうございます😊」という自然な挨拶から始まり、やり取りもマメで、毎晩1〜2往復くらいのやり取りが2週間ほど続きました。
彼女の返信の文面からは、言葉を選んでくれている感じが伝わってきて、こちらも自然と誠実に返そうという気持ちになれたのを覚えています。
初めての対面は、新宿の落ち着いたカフェで
初めて会ったのは、日曜の午後。人通りの少ない新宿御苑近くのカフェで待ち合わせしました。
待ち合わせ場所に現れた彼女は、まさに写真どおりの雰囲気。
ライトグレーのカーディガンに白のワンピースという、派手すぎないけど清潔感のある服装。笑顔で挨拶してくれて、こちらの緊張もすっとほぐれました。
話し始めると、意外と笑い上戸で、少しおっちょこちょいな一面も。
「子どもに教える前に、自分が忘れちゃうこともあるんです(笑)」なんて話を聞いて、ギャップにも癒されました。
共通の趣味である“パン屋巡り”の話で意気投合し、「次は〇〇のクロワッサン一緒に食べに行こうか?」という自然な流れに。食の趣味が合うのって、やっぱり強いですね。
その後の展開
初対面の翌日には、「昨日はありがとう!パンの話、また聞きたいな〜」というLINEが。やり取りはその後も続き、2週間後に2度目のカフェデートを実施。
まだお付き合いまでは至っていないものの、今も週1ペースで連絡を取り合っています。恋愛としての可能性もあるし、もし進展しなくても“気持ちのいい知り合い”として関係が続きそうな感覚。
やっぱりOmiaiには、こうした“等身大の人”が多いなと感じました。
写真を盛りすぎず、肩肘張らず、それでいて真剣に人と向き合っている。
Aさんとの出会いは、アプリに対する信頼感を大きくしてくれた経験です。
Bさん(35歳・金融関係)|仕事も恋愛も“自立した大人”の雰囲気
Aさんとの出会いで「Omiaiは誠実な人が多い」と実感していた矢先、マッチしたのがBさん。プロフィール写真は落ち着いた雰囲気で、背景に写るのはおしゃれな本棚。文面にもどこかインテリな雰囲気があって、
「仕事は忙しいけれど、そろそろ落ち着ける関係がほしいと思い登録しました」
という一言が妙に心に刺さったのを覚えています。
マッチしたのは平日の夜。最初のメッセージから返事が早く、仕事帰りのタイミングで1日2〜3往復のやり取りが続きました。
会話の内容は、仕事の話や好きな食べ物、読んだ本など。
テンプレ的なやり取りじゃなく、「それって具体的にどういうところが良かったですか?」と返してくる質問が印象的で、「この人、ちゃんと“会話”してるな」と感じさせられました。
また、「仕事は忙しいけど、帰宅後の時間はしっかり自分に使いたい」といった彼女のスタンスにも共感。会話全体から、自立していて落ち着いた人柄が伝わってきました。
初対面は銀座の喫茶店|“気を使わない大人の会話”
会うことになったのは、日曜の昼下がり。
彼女の提案で、銀座の老舗喫茶店に行くことに。ドレスアップしてるわけではないけど、清潔感のある装いで「これが“大人の余裕”か」と感じました。
話題は自然と、互いの仕事観や人生観に。
「金融業界って残業多いんですか?」
「昔はそうだったけど、今はだいぶ改善されてきましたよ」
「それはいいですね。僕の会社はまだまだ昭和気質で…笑」
といった具合で、互いの立場を尊重しながら話せる空気がすごく心地よかったです。
会話が途切れることもなく、約1時間半ほどカフェで過ごしたあと、「よかったらまたごはんでも」と、自然な流れでLINE交換してその日は解散。
その後の展開|“ご縁”のバランス感
その後、2〜3通ほどLINEのやり取りはありましたが、お互いのタイミングがなかなか合わず、次の約束は保留に。
でも不思議と“残念だった”というよりも、「こういうご縁もあるよね」と自然に思えたんです。
彼女も言っていましたが、「会ったことで、アプリの出会いに対して信頼感が持てた」と。たとえ次に進まなかったとしても、お互いにとってポジティブな出会いだったのは確かです。
Aさんとは「癒される安心感」、Bさんとは「対等な関係性」。
タイプは違っても、どちらにも共通していたのは「真剣さ」と「誠実さ」でした。
他のアプリでよくある“ノリ重視の会話”や、“既読スルーされる空気”とは無縁。Omiaiは、ちゃんと相手と向き合いたい人のためのアプリなんだなと、改めて実感させてくれた出会いでした。
他の利用者の体験談・口コミ
Kさん(32歳・システムエンジニア)|“長年の恋愛ブランク”を乗り越えられたアプリ
僕が「Omiai」を使い始めたのは、彼女と別れてから3年経った頃。仕事ばかりで恋愛に向き合う余裕がなかったけれど、そろそろ本気で将来を見据えたパートナーが欲しいと思って、いくつかのアプリを比較してみたんです。正直、最初はTinderやwithも使っていました。でも、会話のテンポが軽すぎたり、恋愛というより“暇つぶし”のやり取りが多かった印象。そんな中で見つけたのが「Omiai」でした。
登録してすぐに感じたのは、プロフィールをしっかり書いている人が多いこと。趣味や将来のこと、自分の性格などを丁寧に書いている女性が多くて、「この人は本当に相手を探してるんだな」と感じられるアプリだと実感しました。
僕自身も、プロフィールには仕事のことや休日の過ごし方、過去の恋愛で学んだことなどを包み隠さず書くようにしました。すると、マッチングの数こそ少なくても、メッセージのやり取りに進む確率は高く、さらに一度始まると自然と会話が弾むような人ばかりでした。
実際に会ったのは2人。1人は看護師の方で、お互いの仕事についてじっくり話せたことが印象的でした。もう1人は保育士さんで、動物好きという共通点から話が盛り上がり、今はその方と真剣にお付き合いしています。
このアプリのいいところは、“自分のペースで進められる”点。ガツガツした空気はなく、落ち着いたやり取りの中で、相手の人柄をじっくり知ることができます。恋愛に自信がない人や、ブランクがある人には特に向いていると思います。僕にとってOmiaiは、「本気で恋愛と向き合うきっかけ」を与えてくれた存在です。
Mさん(29歳・メーカー勤務)|“アプリでの出会い”に偏見があった私でも、安心して使えた
正直、マッチングアプリって少し怖かったです。遊び目的の人が多そうだし、変な人に出会ったらどうしよう…って。でも、周りの友人が次々に「アプリで出会って結婚した」「今の彼氏、Omiaiだよ」なんて話をするようになって、「あ、もう時代は変わったんだな」と思い、重い腰を上げてOmiaiに登録しました。
まず驚いたのが、本人確認がしっかりしていること。身分証の提出が必須だし、メッセージ機能も年齢確認を通過しないと使えない。その時点でちょっと安心しました。
プロフィール写真を設定して、自己紹介文も丁寧に書いたら、思ったより多くの「いいね!」が届いてびっくり。イケメン!みたいな人より、プロフィールをしっかり読んでくれる誠実な感じの人が多くて、やり取りも落ち着いた印象でした。
私が実際にやり取りを続けたのは、商社で働く33歳の男性。第一印象は「ちょっと堅そう?」だったけど、メッセージはすごく丁寧で、趣味や価値観も似ていて、最初から安心して話せました。LINEに移行して、週末に初デート。都内の美術館で待ち合わせして、そのあとカフェで2時間くらいおしゃべり。変な緊張感もなく、すごく穏やかな時間でした。
その後、何度か食事に行って、今ではお付き合いして3ヶ月になります。周りには「え、アプリで出会ったの!?」と驚かれますが、自分としてはとても自然な出会いでした。
Omiaiは「真面目な人が多い」ってよく聞きますが、使ってみてそれは本当だったと実感しています。軽いノリじゃなく、ちゃんと人と向き合いたいと思ってる人には、すごく向いているアプリだと思います。
Omiaiを2ヶ月使って感じた「良かった点」
誠実なユーザーが多い:ヤリモクや冷やかしが少ない
メッセージのやりとりが丁寧:初対面でも安心して会える
プロフィールがしっかりしてる人が多い
運営の対応がしっかりしている(通報・ブロック機能もあり)
注意すべき点(正直に書きます)
20代前半は少なめ:30代前後がボリュームゾーン
地方だとマッチング数は減るかも
まとめ|“ちゃんと向き合う出会い”を求めるなら、Omiaiは試す価値アリ
2ヶ月間、Omiaiを使ってみて強く感じたのは──
「プロフィールの印象と実際に会った時のギャップが少ない」ということでした。
これまで使ってきたマッチングアプリでは、メッセージのやりとりが軽すぎたり、実際に会うと「思ってた感じと違った…」とガッカリすることも少なくなかったんですが、Omiaiでは“いい意味で普通”の、誠実で自然体な出会いが多かったんです。
実際に出会えたAさんやBさんとのエピソードを通じて、アプリ=軽い出会いという思い込みが崩れたし、他のユーザーの体験談からも、「ちゃんと向き合いたい人が集まっている場」だと再確認できました。
もちろん、完璧なアプリではありません。
地方ではややマッチング数が少ない印象もありますし、男性は月額料金が必要です。
でもその“ハードルの高さ”があるからこそ、本気度の高いユーザーだけが残っている。だからこそ、やり取りの質も、実際に会ったときの安心感もまったく違う。
もし今、マッチングアプリに疲れていたり、いい人に巡り会えず悩んでいるなら──
Omiaiは一度、真剣に試してみる価値があるアプリです。
「いい人と出会いたい」その気持ちを、ちゃんとカタチにしてくれる場所が、ここにはあります。