人を好きになるのに「妥協」という言葉はできればあまり使いたくないところです。
ですが、特に男性は歳を重ねれば重ねるほど、若い女性からは相手にされなくなるので、「本当は18歳の子と付き合たいけど妥協して25歳ぐらいの子でも…」と妥協してしまいがちです。
男性の独身率が高まり続けるこの時代、10代の地下アイドルを応援しても付き合える可能性はないけど、少し落ち着いた年齢のシンガーや弾き語りの子ならワンチャンあるんじゃないかと思って近づこうとするファンが後を絶ちません。
サブカル系アイドルグループ「tasotokyoガールズ」のメンバーであり、アーティストとして作曲なども手がける大石理乃さんは、自身のTwitterでこのようなタイプの中年男性を「SSWオジサン」と名付けました。SSWとは「シンガー・ソング・ライター」の略です。
今回の記事では、SSWオジサンはどのように誕生し、どのように厄介な言動で女性シンガーさん達に迷惑をかけてしまうのか、更には自分がSSWオジサンと思われないためにはどういう点に注意すればいいのかを
解説していきたいと思います。
目次
SSWオジサンの概要
元AKBの前田敦子さんは握手会で「可愛くない」「歌が下手」などの誹謗中傷を常に浴びせられてきました。
有名になればなるほどアンチも増えますからね。
ただ単に外見やパフォーマンスを批判されるだけなら軽く聞き流せるかも知れませんが、なかには対処に困るファンの言動もあります。それが「ダメ出ししてくるタイプ」です。
要するに、その日のパフォーマンス内容や衣装、髪型などに関して「あそこの振り付けはもっと激しくジャンプしたほうがいいよ」「おでこおろした方が可愛いのになんで上げてるの?」と、
あたかもプロデューサー気取りでアドバイスや意見を述べてくるのです。
10代のアイドルはそれでもまだ「こっちだって事務所の指示でやってるだけ」と割り切れるからいいのですが、問題はある程度落ち着いた年齢の、大人のシンガー系アイドルです。
特にSSW(シンガー・ソング・ライター)と呼ばれる、自分で作曲をして自ら楽器を演奏する子に対してダメ出しするファン、特に年配のファンは「SSWオジサン」として要注意人物扱いされます。
彼女達には努力と経験で培った音楽的素養があるから自分で作った歌を自分で歌い、ステージ構成やMC内容まで全て自分で決めているわけで、音楽に関しては並々ならぬ自信とプライドがあります。なのに、そんな彼女達に対して「マイクにもっと口を近づけて歌ったほうがいいね」とか「いつも私服で歌ってるけど、お金とってるんだからちゃんとした衣装で歌ったほうがいいよ」などと恐れ多くも素人の人間がダメ出しをするわけです。
SSWオジサンの生まれる背景
この「SSWオジサン」、実は大半が地下アイドルのファンからシンガー系アイドルに流れてきたパターンです。10代の地下アイドルはどうしてもオジサンのファンを「キモい」という目で見てしまうので、オジサン本人も「この子には好かれてない」と自覚するようになります。
そこで、20代中盤より上の年齢の、自分のようなオジサン相手でもまだ普通に接してくれそうなシンガー系アイドルを応援するようになるのです。
そうやってSSW現場に移ってきたオジサンは、中途半端に地下アイドルを応援していた経験から「男ウケする衣装、男ウケする髪型、男ウケするファンサービスの仕方」をそれなりに知っているため、存在が地味なせいで地下アイドルよりファンの少ないシンガー系アイドルに対して「こうしないからファンが増えないんだ」と上から目線で語っちゃうわけです。
ところで、オタクには様々なジャンルがありますが、「2つのジャンルを掛け持ちしているオタク」というものが存在します。
実は、SSWオジサンはカメラオタクの比率が非常に高いのです。
先にカメラにハマって、何か美しい対象を撮影したいから地下アイドルを撮影するようになった、というパターンは結構ありがちです。
SSWオジサンが若い地下アイドル現場からSSW女子の現場に流れるのは、キャピキャピしたノリについていけないというのももちろんあるのですが、20代の血気盛んな若いアイドルオタクが激しく動き回ったりするのが撮影の邪魔になるから、という理由もあるのです。
saki
それと比べて、シンガーや弾き語りのライブというのは撮影を邪魔するような暴れ回るファンもいませんし、撮影禁止のイベントもほとんどありません。
また、彼女達はあくまで音楽で売れようと思っているので、写真を撮らせてお金を稼ぐという発想がなく、それをいいことにオジサン達は無料で写真を撮りまくるわけです。
更に、カメコにとって一番都合がいいのは、「あまり踊らない」ということです(笑)。そのほうがぶれずに綺麗な写真が撮りやすいので、撮影欲も満たせます。
ステージで頑張って歌っている子に対して熱心に声援を送るわけでもなく、ただ自己満足で写真を撮っておきながらダメ出しもするというSSWオジサンは、こうやって最高級の厄介と化していくのです。
SSWオジサンの特徴
大石理乃さんはTwitterのなかでSSWオジサンによく苦言を呈しているのですが、彼女はSSWオジサンの特徴として「年齢層が高い」「アイドルのノリを苦手としている」「物販でチェキを購入せず、無料で喋ったり写真を撮ろうとする」「音楽的なアドバイスをしてくる」などのポイントを挙げています。どれもSSW女子にとってはかなり迷惑な行動です。
ちなみにTwitterの原文だと「音楽的なアドバイスを『してくる』」と書いてあります。ここが困ったところで、つまりSSWオジサンはそういうことを悪意なくやっているのです。
彼女達の将来を思ってアドバイスをしてあげてるし、写真も好意で撮ってあげていると思い込んでいます(繰り返しますが、実際は単なる自己満足です)。
だったら彼女達の活動費の足しとしてお金を落としてあげればいいのに…と思うのですが、SSWオジサンはとにかく「無料」が大好きです。
「チェキなど有料のサービス以外では写真を撮らせない」という発想があまりない女性シンガーに近づき、無料でツーショット写真を撮りまくったりします。
SSWオジサンは決してお金がないわけではないのです。
特に40歳以上の世代というのは、なるべく少ない投資で最大限のサービスを受けようとする「元をとらないと損」精神が染みついてしまっているのだというのが私の個人的な見解です。
自分がSSWオジサンと思われないためには
自分がそのSSWオジサンと思われないためには、どのように心がければよいのでしょうか。
とりあえずは、先ほど挙げたSSWオジサンの特徴の「逆」の行動をとるべきです。マネージャーでもないただの観客が音楽的なアドバイスなどしてはいけませんし、物販中に無料で話し掛けないことです。
ちなみに地下アイドル現場では物販中に無料で話し掛けるのは「無銭がっつき」と呼ばれ、一発レッドカード(出禁)対象です。
オリジナル曲を出していない、駆け出しのSSWの子は自分のCDもなく、物販自体をしないことも多いので、ライブ終了後には普通に客席をウロウロしていたりしますが、そんな状況でもむやみに馴れ馴れしく話し掛けたり強引に写真を撮ろうとするのはマナー違反です。もちろん向こうも話し掛けてほしいからウロウロしているのですが、あくまでも演者に対する敬意を持って、上から目線ではなく丁寧に話し掛けましょう。
とにかく、10代のチヤホヤされてるアイドルより物腰が柔らかいからといって調子に乗って「自分は客だ」という態度にならないことが肝要です。
まとめ
SSWオジサンについて一通り解説してきました。
紅白出場を果たしたあいみょんさんを筆頭に、大原櫻子さんやヨルシカさん、坂口望有さんなどに影響され、弾き語りを目指す女子が目立っています。
そんな彼女達に売れる前から目をつけ、上から目線でアドバイスをしたり、アイドルと違って自分のビジュアルに無頓着な彼女達の写真や動画を当たり前のように無料で撮影するSSWオジサンも同時に増えてきています。
そんなSSWオジサンへの対処法として、最近ではシンガー系アイドルや弾き語りの女子も物販でチェキを販売することが多くなりました。
彼女達は決してボランティアで歌っているわけではありません。
本当に「この子に売れてほしい!」と心から応援する気持ちがあるのなら、なんでもかんでも無料で済まそうとしないことが、「SSWオジサン」化を防ぐ秘訣です。
やっぱり地下アイドルへのアプローチは勇気がいる、、、という方は、こういったライトなマッチングアプリから始めてみるのもおすすめです。
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